参議院選挙の結果についてヨーロッパの多くのメディアは、アメリカとの貿易交渉に悪影響を及ぼすと指摘しています。また参政党の躍進についても注目が集まっています。
イギリスのBBCは石破総理が続投の意向を示しているものの、過去の例から交代の可能性が高いとして、後任候補に高市早苗氏や小林鷹之氏、小泉進次郎氏らの名前を挙げています。
そして、「与党指導部の交代は、日米貿易交渉の重要局面で、政治的混乱を引き起こし、日本政府を不安定化させる可能性が極めて高い」と指摘しています。
フランスの経済紙レ・ゼコーもアメリカとの貿易交渉について日本側が選挙後に譲歩の準備をしていたものの、与党大敗を受けて交渉期限までにバランスのとれた協定締結は難しくなる可能性があると報じていまます。
また、参政党の躍進についてイギリスのテレグラフは、「『天皇の権威を回復するべき』と台頭する極右の党首が主張」との見出しで、神谷代表の経歴や主張などを詳しく報じています。
ドイツの国際放送ドイチェ・ベレは、参政党の神谷代表について「反体制的な姿勢とソーシャルメディアの影響力から、トランプ大統領や、ドイツの極右政党AfDと比較される」と解説しています。
テレビ朝日