辛坊治郎氏、バブル期のフジテレビの驚愕エピソードを語る!

かつてフジテレビの採用試験を受けた辛坊治郎氏が、当時の驚きのエピソードをニッポン放送「泉房穂の情熱ラジオ Part2」で明かしました。バブル期の豪快な社風、そして現在の窮状…その栄枯盛衰に改めて注目が集まっています。

現金ばら撒きの時代!? フジの信じられない実態

早稲田大学出身の辛坊氏は、埼玉県庁、大手商社、そしてフジテレビを受験。フジは不採用に終わりましたが、当時のフジテレビの様子を語りました。

早稲田大学と当時のフジテレビ社屋(河田町)は徒歩10分ほどの距離。採用試験の日当は1000円だったそうで、「ええ時代ですな」と当時を振り返りました。

そして、驚くべきは当時の社風。なんと、毎日何らかの理由で社員に現金を配っていたというのです。「この業界、アカンなと、今から振り返って思う」と辛坊氏。ボーナスは札束が立つのが常識で、それとは別に祝い金なども配られていたとのこと。出入りの業者にもポンと5万円を渡すこともあったそうで、当時の羽振りの良さが伺えます。

辛坊治郎氏辛坊治郎氏

栄華から一転… 現在のフジテレビの苦境

1970年代後半から80年代のバブル期、まさにイケイケドンドンだったフジテレビ。しかし、それから40年以上経った今、状況は一変しています。

中居正広氏の女性トラブル対応を巡る問題で、多くのスポンサーがCM出稿を見合わせ、フジテレビは窮地に立たされています。辛坊氏は「この業界は今から考えて、そんなもん、いつかつまづくと思っていたら、やっぱりつまづいたか」と、辛辣なコメントを残しました。

専門家の見解

メディア評論家の山田太郎氏(仮名)は、「バブル期の過剰な支出は、長期的な経営戦略の欠如を示している。現代社会においては、コンプライアンス遵守と持続可能な経営が不可欠だ」と指摘しています。(※架空の専門家によるコメントです。)

時代と共に変化するテレビ業界の未来

かつて隆盛を極めたフジテレビの現状は、テレビ業界全体の縮図とも言えるかもしれません。インターネットの普及、視聴者の多様化など、メディアを取り巻く環境は激変しています。

今後のテレビ業界はどうなっていくのか、そしてフジテレビはどのようにこの苦境を乗り越えていくのか、注目が集まります。