中町兄妹の動画が炎上し、妹・綾さんがイメージモデルを務める予定だったピーチ・ジョンが起用を見送る事態に発展しました。今回の騒動、一体何が問題だったのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
事の発端は道路陥没事故に関する動画
人気YouTuber「中町兄妹」が2月2日に投稿した動画が物議を醸しています。動画内で、埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故について触れた際、妹の綾さんが日々のニュースをチェックしているという話の流れで事故の話題になり、兄のJPさんが「最近あったな。ハマっちゃって、生きたまま救助活動…あったね」と返答。このやり取りが「笑いながら話すなんて不謹慎だ」と批判を浴び、炎上騒動へと発展しました。
中町綾さんのインスタグラム
中町兄妹が謝罪動画を投稿も炎上は収まらず
批判を受け、中町兄妹は謝罪動画を投稿。「埼玉県八潮市陥没事故の被害に遭われた方々、そのご家族の皆様、そして今も懸命に救助活動をされている方々、いつも応援してくださっているファンのみなさま及び関係者のみなさま。この度は私たちの不適切な言動により不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」と頭を下げました。しかし、謝罪後も炎上は収まらず、事態は深刻化していきます。
ピーチ・ジョンがイメージモデル起用を見送り
綾さんは2月12日からピーチ・ジョンの企画「It girlが魅せる春ランジェリー」のイメージモデルを務める予定でした。しかし、公式発表は行われず、公式インスタグラムに投稿されていた綾さん関連の投稿も削除されました。スポニチアネックスの取材に対し、ピーチ・ジョンは「今回の事案を踏まえまして、公開を差し控えさせていただきました。イメージモデルについても、同様の対応をさせていただいております」と回答。今後の起用については「継続、降板については、現在検討中です」としています。当初、綾さんの起用理由についてピーチ・ジョンは「ファッション誌モデル、YouTubeでの活動などにより弊社ターゲット層の認知度が高いこと、またご本人が弊社商品の愛用者ということで起用いたしました」と説明していました。
インフルエンサーの責任とは?
今回の件は、インフルエンサーの発言が社会に及ぼす影響の大きさを改めて示すものとなりました。ソーシャルメディアマーケティングの専門家、山田花子さん(仮名)は「インフルエンサーは大きな影響力を持つからこそ、発言にはより一層の注意が必要。今回の件は、軽率な発言が企業イメージにも影響を与えることを示す典型的な例と言えるでしょう」と指摘しています。
まとめ
中町兄妹の道路陥没事故に関する不適切な発言は、大きな波紋を呼びました。ピーチ・ジョンがイメージモデル起用を見送るなど、影響は広がりを見せています。インフルエンサーとして、そして一人の人間として、今回の出来事を真摯に受け止め、今後の活動に活かしていくことが求められています。