24日午後11時15分頃、九州新幹線の熊本(熊本市西区)―新玉名(熊本県玉名市)駅間で、鹿児島中央発博多行き「さくら410号」(8両編成)が人と衝突した。乗客約70人にけがはなかった。25日は始発から通常運行している。
熊本県警熊本中央署やJR九州によると、運転士が走行中に異音を感じて停車。車両や線路を点検したところ、人と衝突したことが判明し、現場で死亡が確認された。同署が遺体の身元や線路に立ち入った経緯を調べている。
事故の影響で上り1本が運休、下り1本に約4時間の遅れが生じ、約150人に影響が出た。新幹線の乗客は車内に約4時間15分にわたって足止めされた。