15日午前1時15分頃、長崎県佐世保市三浦町の県道で、高速道路用の橋桁(長さ約30メートル、重さ約140トン)を運んでいた台車が横転し、橋桁が路上に落下した。けが人はいなかった。
県警佐世保署と西日本高速道路によると、当時、県道の上を通る西九州自動車道の4車線化工事が行われていた。現地で組み立てた橋桁を2台の台車に載せ、遠隔操作で設置場所まで移動させる途中だったという。同署などが事故の原因を詳しく調べている。
現場はJR佐世保駅近くの繁華街。クレーン車などを使った撤去作業に伴い、付近の県道は同日夕まで通行止めが続いた。