【警戒】三連休は大雪ドカ雪に警戒!日本海側だけでなく太平洋側も積雪の可能性

春の足音が聞こえてきても油断は禁物。2月17日(月)から、再び強烈な寒気が日本列島を襲います。日本海側を中心に大雪、ドカ雪、猛吹雪が予想され、太平洋側でも雪雲の影響を受ける地域が出てくるでしょう。三連休のお出かけを予定されている方は、最新の気象情報に注意し、交通機関への影響にも備えてください。

今週後半から三連休にかけての天気

日本付近の天気図日本付近の天気図

2月17日(月)から、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、立春寒波に匹敵するほどの強い寒気が流れ込みます。気象予報士の山田一郎氏(仮名)によると、「今回の寒気は長期間居座るため、大雪の影響が長引く恐れがある」とのこと。日本海側を中心に警報級の大雪となる可能性があり、太平洋側でも内陸部を中心に雪が降り、積雪する地域も出てくると予想されます。特に、西日本から東日本にかけての広い範囲で強風に見舞われる見込みです。東北地方では猛吹雪となる恐れもあり、視界不良による交通障害に警戒が必要です。

大雪ドカ雪への備え

雪の予想図雪の予想図

今回の寒気は、三連休を含む長期間にわたって影響を及ぼす見込みです。大雪のピークは2回予想されており、1回目のピークは18日(火)から19日(水)。東北地方や北陸地方では、わずか1日で70cmもの積雪が予想されている地域もあります。気象庁は、積雪の急増による雪崩や屋根からの落雪などに注意を呼びかけています。普段雪の少ない関東地方北部や長野県、東海地方などの太平洋側でも、内陸部を中心に大雪となり、平地でも積雪となる可能性があります。交通機関への影響も懸念されるため、不要不急の外出は控えるなど、早めの対策が必要です。

三連休以降も続く大雪への警戒

積雪量の予想図積雪量の予想図

2回目の大雪のピークは、22日(土)頃と予想されています。いったん雪の降り方が弱まっても、三連休後半に再び雪が強まる可能性があり、行楽や移動に影響が出る恐れがあります。「最新の気象情報を確認し、無理な外出は避け、安全を最優先に行動してください」と山田氏は注意を促しています。また、気温も大幅に低下するため、水道管の凍結などにも注意が必要です。こまめに気象情報や交通情報を確認し、安全な三連休をお過ごしください。