岐阜県白川村の白川郷の駐車場で小屋2棟が全焼した火災で、2棟のうち物置のために使っていた小屋の裏が激しく燃えていたことが5日、同村への取材で分かった。県警高山署と高山市消防本部は同日、実況見分した。立ち会った同村関係者が明らかにした。
2棟は物置と配電設備の小屋。白川村によると、物置小屋には軽トラックや除雪用具などがあり、裏にはごみの集積ボックスが置いてあったという。
小屋は観光客らが利用する駐車場に建てられていた。川を挟んで約400メートル先に、世界文化遺産に登録されている合掌造り集落の中心部がある。