「コミュ障・陰キャ・肥満体型」小5でゲイを自認した肉乃小路ニクヨが学生時代に「不思議ちゃんキャラ」を演じた本音


【写真】「どんな衣装ですか?」女装家の枠にとどまらない斬新な衣装のニクヨさん ほか(全14枚)

── 慶應義塾大学在学中に女装をスタート。その後は金融業界でキャリアを積みながらショーガールやゲイバーのママとして二足の草鞋をはき、42歳でフリーランスの女装家に転身。現在は、コラムニストとして活躍する異色の経歴の持ち主、肉乃小路ニクヨさん。お金のプロとしてメディアでの発信も多いニクヨさんですが、小学3年生から新聞の株式欄を熟読されていたと知り、驚きました。どんな子ども時代を過ごされたのでしょうか?

新聞を見ると、テレビCMで名前を知っているような会社が、株価という数字で評価されて、日々その価値が変わっていく。そこにおもしろさを感じて毎日チェックするようになり、「お母さん、この株買えば?」なんて言っていましたね。

肉乃小路ニクヨさん:もともと親族が商売をしている家系だったので、お金に興味深々だったんですよ。うちの親は私をあまり子ども扱いせず、お金の相談をしたりしていたので、私も自分が子どもだという自覚があまりなくて。ほかにもプロ野球が好きで、スポーツ面を熟読していました。

── ニクヨさん自身は野球少年だったのですか?

肉乃小路ニクヨさん:いえ、肥満児で運動は苦手でした。ただ私たちの世代は、同級生の男子との共通の話題としてプロ野球の話をするのがいちばん手っ取り早かったんです。姉が2人いたこともあって、女子と話すほうがラクだったのですが、昭和の男子が女子とべったり仲良くするわけにもいきませんから、プロ野球の話題が男子との唯一の接点でした。



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