天皇陛下の65歳のお誕生日を祝う一般参賀が2月23日、皇居にて盛大に行われました。寒風吹き荒れる中、約1万8000人もの国民が詰めかけ、日の丸の小旗を振り、天皇誕生日を祝福しました。
天皇陛下のお言葉と国民への想い
宮殿・長和殿ベランダでは、天皇陛下をはじめ、雅子さま、愛子さま、秋篠宮ご夫妻、佳子さまが国民の祝意に応え、笑顔で手を振られました。陛下は大雪被害に心を痛めつつ、国民一人ひとりの穏やかな春の訪れと健康、幸せを祈るお言葉を述べられました。 国民への温かい想いが伝わる、感動的な場面でした。
alt: 天皇陛下、雅子さま、愛子さま、秋篠宮ご夫妻、佳子さまが皇居のベランダに立ち、一般参賀の参賀者に手を振る様子
愛子さま、水色のローブモンタントで華を添える
この日、ご一家は澄み渡る青空に映える、グレーとブルーを基調としたコーディネートで登場されました。雅子さまは鮮やかなコバルトブルーのローブモンタントを、愛子さまは淡いブルーグレーの上品なローブモンタントと、大きなリボンのついたヘッドドレスをお召しになり、国民の視線を集めました。パールを基調としたネックレス、イヤリング、スズランモチーフのブローチが、愛子さまの可憐さを一層引き立てていました。
皇室ファッションに詳しいスタイリストの佐藤恵美さん(仮名)は、「愛子さまのローブモンタントは、清楚でありながら気品あふれる装い。淡いブルーグレーの色味が、愛子さまの柔らかな雰囲気にぴったりです。パールのアクセサリーも、若々しさの中に落ち着きを感じさせ、まさに大人の女性へと成長された愛子さまにふさわしいですね」と語っています。
成年皇族として、凛とした佇まいの愛子さま
愛子さまはこれまで、白やピンクといった可愛らしいイメージの装いが多かったですが、成年皇族となられてからは、落ち着いた色合いやシックなデザインの服装が増えているようです。この日の凛とした佇まいは、まさに成長の証と言えるでしょう。
同日夜には、5年ぶりに飲食を伴う「宴会の儀」が開催され、愛子さまは初めて出席されました。日本酒で乾杯されるなど、成年皇族としての務めを着実に果たされています。
天皇陛下、愛子さまの社会人としての成長に喜び
天皇陛下は誕生日を前にした記者会見で、社会人となった愛子さまの変化について言及。「社会人として働く愛子の話を聞くたびに新鮮さを感じ、成長を感じて嬉しい」と述べられました。 親としての愛情あふれる言葉に、多くの国民が共感しました。
SNS上では、「愛子さまのローブモンタント姿が素敵!」「凛とした佇まいに感動した」「天皇陛下のお言葉に心が温まった」など、祝福と称賛の声が多数寄せられています。 愛子さまの今後のご活躍に、ますます期待が高まります。