2024年1月にSexy Zoneから改名し、新たなスタートを切ったtimelesz。5人の新メンバーを加え、8人体制となった彼らの躍進が止まらない。Netflixで配信されたオーディション番組『timelesz project』(タイプロ)をきっかけに人気が爆発し、ファンクラブ会員数は71万人を突破。しかし、その裏にはファンの複雑な思いも隠されている。
新メンバー加入で人気急上昇!Netflix配信「タイプロ」効果で話題沸騰
1万8000人以上の応募者の中から選ばれた5人の新メンバー、寺西拓斗、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝。彼らの加入は、グループに新たな風を吹き込んだ。
「タイプロ」では、オーディションの様子が赤裸々に映し出され、視聴者は彼らの成長をリアルタイムで見守ることができた。SNS上では「この子に入ってほしい!」「この子がかっこいい!」といった声が飛び交い、番組終了後もtimeleszの話題で持ちきりだった。
timeleszメンバー
芸能評論家の山田花子さん(仮名)は、「オーディション番組の配信は、ファンとの距離を縮める上で非常に効果的だった」と分析する。「視聴者はメンバーの個性や魅力を深く理解することができ、より強い共感を抱くようになった。それがファンクラブ会員数の増加にも繋がっている」と語る。
ファンクラブ会員数71万人突破!WESTやキスマイ超えの快挙
timeleszのファンクラブ会員数は、現在71万人を突破。ジャニーズWESTやKis-My-Ft2をも上回る数字を叩き出し、その勢いはとどまることを知らない。
事務所関係者によると、タイプロ配信開始前の昨年8月頃は55万人ほどだった会員数が、番組の影響で徐々に増加。新メンバー確定後は急激に伸び、わずか半年で約20万人もの新規会員を獲得したという。
菊池風磨
Sexy Zone時代のファンクラブ継続にファンの複雑な思い
一方で、このファンクラブ継続には、複雑な思いを抱くファンも多い。
Sexy Zoneとしての最後のライブで、菊池風磨は「5人ともSexy Zoneというグループから卒業する」と宣言。ファンクラブも新設されると思われていたが、実際にはSexy Zone時代のものが引き継がれた。
アイドル誌ライターは、「新しいスタートを切ったにも関わらず、ファンクラブだけは既存のものを使い続けていることに疑問の声が上がっている」と指摘する。長年Sexy Zoneを応援してきたファンの中には、グループの歴史や思い出が詰まったファンクラブがそのまま引き継がれることに、寂しさや複雑な感情を抱いている人も少なくないようだ。
新生timeleszの未来に期待
新たなメンバーを迎え、更なる進化を遂げるtimelesz。ファンクラブ会員数の増加は、彼らの勢いを象徴する一つの指標と言えるだろう。しかし、ファンの複雑な思いにも寄り添いながら、どのようにグループの歴史を紡いでいくのか、今後の活動に注目が集まる。