ポケモンの世界へようこそ!初代ポケモンこと『ポケットモンスター 赤・緑』は、1996年の発売以来、世界中を熱狂の渦に巻き込んだ伝説的ゲームです。今もなお新作がリリースされ続け、世代を超えて愛されています。
しかし、初代ポケモンのゲームバランスは、後のシリーズ作品と比べると、やや調整不足だったのも事実。タイプ相性による強弱の差が激しく、エスパー、こおり、ノーマルタイプは圧倒的な強さを誇っていました。
その一方で、本来は強力なはずなのに、様々な理由で不遇な扱いを受けていたポケモンも…。今回は、そんな「想像以上に弱かったポケモンたち」を、当時の思い出と共に振り返ってみましょう。あの頃の苦い経験、共感していただける方も多いのではないでしょうか?
伝説の三鳥、ファイヤーの悲劇
「赤・緑で弱かったポケモンは?」と聞かれれば、多くの人が「ファイヤー」を挙げるのではないでしょうか。
チャンピオンロードという最後のダンジョンに鎮座する、シンボルエンカウントのポケモン。他の伝説の鳥ポケモン、フリーザー、サンダーは強力なポケモンで、レベル51でそれぞれ最強技「ふぶき」「かみなり」を習得します。
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当時、小学生だった私もワクワクしながらファイヤーを育成しました。しかし、レベル51で覚えた技はなんと「にらみつける」…。序盤のポケモン、オニスズメがレベル9で覚える、相手の防御力を下げる技です。
「きっとこれから強くなるはず!」と信じて育て続けましたが、レベルアップで覚えるほのおタイプの技は「ほのおのうず」のみ。命中率が低く、威力も低い…。フリーザーとサンダーは活躍する一方で、ファイヤーは静かにボックスへとしまわれたのでした。
当時のほのおタイプは全体的に不遇でした。弱点を突けるはずのこおりタイプは、ほとんどがみずタイプとの複合タイプ。逆に弱点を突かれ、倒されてしまうことが多かったのです。
「ほのおのうず」は、命中すれば相手を麻痺させる効果がありました。「どくどく」と組み合わせる戦法もありましたが、小学生には少し難しかったですね。
ほのおタイプの不遇と環境
ポケモン赤・緑では、ほのおタイプ自体が不利な状況にありました。 ポケモン研究家の佐藤一郎氏(仮名)は、「当時のゲームバランスでは、ほのおタイプの技の威力が低く設定されており、さらに強力なみずタイプのポケモンが多かったため、ほのおタイプのポケモンが活躍しにくい環境でした」と語っています。
実際、当時の子どもたちは、ライバルのスターミーやジムリーダーのポケモンに苦戦を強いられた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
タイプ相性の難しさとポケモンの育成
ポケモンの育成は、タイプ相性や技の組み合わせなど、様々な要素を考慮する必要があります。初代ポケモンでは、特にその知識が重要でした。
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インターネットが普及していない時代、ポケモンの情報は限られていました。友達同士で情報交換したり、攻略本を頼りに試行錯誤しながら、ポケモンを育てていたのも、今では良い思い出です。
さいごに
今回は、『ポケットモンスター 赤・緑』で想像以上に弱かったポケモンたちを振り返ってみました。皆さんの思い出のポケモンはいましたか?
ぜひ、コメント欄で当時の思い出や、皆さんが育てていたポケモンについて教えてください! また、他のポケモン記事もチェックして、ポケモンの世界をもっと楽しんでくださいね!