立憲民主党の枝野幸男代表は8日、東京都内の書店で開かれた和子夫人のエッセー出版記念イベントに夫婦で出席した。夫人は記者団から家庭ではどちらが与野党かを問われ、「私がルール、与党です」と即答、枝野氏は「抵抗しない野党です」と応じた。
夫人は枝野家の内情を紹介するエッセーを出版した理由について「代議士の妻はなかなか理解されていない」と説明した。
枝野氏も「政治の難しい、ややこしい話は分からないが、『政治って何をやっているんだろうな?』と思う方には良い入門書かもしれない」とアピール。「たくさん売れても選挙資金にはならないかもしれないが」と話し、来場者の笑いを誘った。
質疑応答では、女性の来場者が、7日の衆院憲法審査会で活発な憲法論議を主張した立民の山尾志桜里衆院議員を支持したうえで、枝野氏に対し、立民が掲げる「まっとうな政治」の意味を問う場面もあった。