急な気温低下で、関東甲信地方は大雪への警戒が必要です。東京でも雪が降る可能性があるとのことで、3月3日から5日にかけての天気予報を詳しく解説します。通勤通学、お出かけの際の参考にしてください。
関東南部は雨から雪へ!東京都心も積雪の可能性
3日(月)~5日(水)の天気と気温(関東甲信)
3月3日(月)午後は、関東南部で冷たい雨が雪に変わる可能性があります。特に内陸部や甲信地方では夕方にかけて雪が積もり、山地や山沿いでは大雪になる恐れも。交通障害や急な気温変化による体調不良に注意が必要です。さらに、4日(火)昼過ぎから5日(水)にかけても、再び冷たい雨や雪が予想されています。
東京の気温は変則的!午後に最低気温を観測
3日(月)の雪や雨の予想
西日本から東北南部にかけて広く雨や雪が降っており、太平洋側では雨脚が強まっているところも。関東甲信地方では夕方にかけて山地や山沿いを中心に大雪となり、南部の平地でも積雪となる可能性があります。電線や樹木への着雪、路面の凍結による交通障害に警戒が必要です。
3日(月)の気温変化は変則的で、多くの地域で午後に最低気温を観測する見込みです。東京都心では、前日の陽気から一転、夕方にかけて2℃台まで下がると予想されています。
3日(月)の時系列天気と最高気温、東京の気温変化
このため、東京23区内でも西部を中心に、昼過ぎから夕方にかけて雪が混じる可能性があり、芝生や植え込みがうっすらと白くなるかもしれません。なお、3日夜は東日本の冷たい雨や雪は止みますが、西日本から再び雨域が広がる見込みです。気象予報士の佐藤健氏(仮名)は、「急激な気温変化に注意し、暖かい服装でお過ごしください」とアドバイスしています。
4日(火)~5日(水)も関東甲信で大雪のおそれ
4日(火)と5日(水)の天気分布
4日(火)は前線が北上する影響で、西から降水域が広がります。関東甲信地方では早ければ夕方から雪や雨が降り始め、5日(水)午前にかけて山地や山沿いを中心に再び大雪となる恐れがあります。もともと気温が低く、降水が夜間に集中することも予想されるため、雪の影響を受ける範囲がさらに広がる可能性も。交通機関への影響を考慮し、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。
東北地方も5日(水)は雪や雨
この先の天気と気温
東北地方の太平洋側では乾燥した状態が続いていますが、4日(火)の遅い時間から南部で雪が降り始める見込みです。5日(水)午後は南部から次第に雨に変わりますが、気温の低い状態が続くでしょう。また、5日昼前から6日(木)は、北海道の太平洋側で雪が強まる所がある見通しです。6日夕方から7日(金)は冬型の気圧配置となり、日本海側は雪や雨で北風が冷たくなるでしょう。
最新の気象情報を確認し、天候の変化に備えましょう。