新潟・女児殺害初公判 殺意の有無などが争点

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送検のため新潟西署を出る小林遼容疑者=平成30年5月15日午後、新潟市西区(松本健吾撮影)

送検のため新潟西署を出る小林遼容疑者=平成30年5月15日午後、新潟市西区(松本健吾撮影)

 「首を絞めたのは静かにしてもらうため。殺意はなかった」。新潟市西区で昨年5月、下校中の小学2年の女児=当時(7)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた小林遼(はるか)被告(25)は、8日に新潟地裁(山崎威裁判長)で開かれた裁判員裁判初公判の罪状認否でこう述べた。公判前整理手続きで、争点は殺意の有無などに絞られている。

 起訴状によると、小林被告は平成30年5月7日、同区の路上で、女児に軽乗用車をぶつけて車に乗せ、わいせつな行為をした上、首を絞め殺害。遺体をJR越後線の線路に放置し列車にひかせて損壊するなどしたとしている。

 検察側、弁護側双方の冒頭陳述によると、小林被告は女児を車に乗せた後、2回首を絞め、女児は2回目に首を絞められた際に死亡した。

 争点の一つである殺意の有無について、検察側は冒頭陳述で、2回目のとき「小林被告が女児の首を5分以上にわたって絞め続けた」と述べ、絞めていた時間の長さから殺意があったことを強調。「女児を解放すれば、自宅が近いため顔を合わせてしまう可能性があった」と殺害の動機を指摘した。

 これに対し、弁護側は冒頭陳述で、小林被告が女児の首を絞めたのは2回とも気絶させるためであって、殺すためではなかったと主張した。

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