唐沢寿明さんがラジオ番組で、俳優仲間との交流秘話を明かし、話題となっています。あの名作ドラマ「愛という名のもとに」から続く、意外な人間関係とは?
「愛という名のもとに」から続く友情
元テレビ朝日社員の玉川徹氏がパーソナリティを務めるラジオ番組「ラジオのタマカワ」に、俳優の唐沢寿明さんがゲスト出演しました。玉川氏は唐沢さんの出演に備え、代表作「愛という名のもとに」を全話見返したという熱の入れよう。同作で共演した鈴木保奈美さんとは、現在放送中のドラマでも共演中とのこと。さらに、最終回には中野英雄さんも出演しており、3人の交流について質問が飛びました。
唐沢さんは、鈴木保奈美さんとはあまり話す機会がなかったものの、中野英雄さんとは久しぶりの再会を喜び、昔よく遊んでいた当時の思い出話に花を咲かせたようです。
唐沢寿明
中野英雄の息子、仲野太賀との出会い
話題は中野英雄さんの息子、仲野太賀さんへと移ります。今やNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の主演に抜擢されるほどの人気俳優へと成長した仲野太賀さんですが、唐沢さんは彼がまだ赤ちゃんの頃から知っているというのです。
高校生になった太賀さんに洋服をあげたこともあるそうで、まさか俳優になるとは思ってもみなかったと当時を振り返り、苦笑いを浮かべました。
俳優への道、父と子の葛藤
玉川氏から、太賀さんが俳優を目指したきっかけについて尋ねられると、唐沢さんは父親である中野英雄さんの影響もあったのではないかと推測。中野さんはVシネマなどで活躍する個性派俳優として知られていますが、唐沢さん曰く、中野さんは「チョロ」と呼ばれるイメージを払拭し、強いキャラクターを演じることで認められたいという思いがあったようです。
もし中野さんが「チョロ」キャラのまま俳優活動を続けていたら、また違った評価を得ていたかもしれない、と唐沢さんは語っています。しかし、そうすると今度は息子である太賀さんが、父親という大きな壁を越えなければならないという新たな葛藤を抱えることになったかもしれません。
父親として、中野さんは複雑な思いを抱えていたのではないでしょうか。
芸能界の意外な繋がり
今回のラジオ番組での唐沢寿明さんの発言から、ベテラン俳優たちの意外な交流、そして親子二代にわたる俳優の道程が垣間見えました。
俳優という職業の難しさ、そして家族の支えの大切さを改めて考えさせられるエピソードです。