日本の宝ともいえる「CIRCS研究」。1963年から60年間、1万人の日本人を追跡調査し、健康長寿の秘訣を明らかにしました。今回jp24h.comでは、その膨大なデータから見えてきた「健康な人の小さな習慣」、特に減塩につながる醤油の使い方についてご紹介します。毎日の食事に取り入れるだけで、健康寿命を伸ばせるかもしれません!
健康長寿の鍵は「無意識の習慣」にあり!
疫学とは、医療と統計学を組み合わせ、病気の原因や予防法を研究する学問です。60年間のデータ分析から見えてきたのは、「健康になるには、意識的な努力よりも、無意識のうちに健康になれる環境が重要」という事実。今回は、その環境づくりの一例として、減塩に繋がる醤油の使い方をご紹介します。
醤油の使い方で減塩を実現!今日からできる3つのコツ
日本人の塩分摂取量増加の一因は、醤油の過剰摂取。そこで、健康長寿の方は無意識のうちに実践している醤油の使い方を3つご紹介します。
揚げ物には「かける」より「つける」
アジフライなどの揚げ物に醤油をかけると、衣が醤油を吸収し、塩分摂取量が増えてしまいます。少量の醤油を小皿に取り、揚げ物を「つける」ことで、摂取量を抑えつつ、美味しさを楽しむことができます。
揚げ物に醤油をつける様子
刺身は片面だけ!
刺身に醤油をつけるときは、両面ではなく片面だけ。舌が感じる塩味は片面でも変わりません。摂取量を半分に減らす効果的な方法です。
寿司もネタだけ!シャリは厳禁
寿司も同様に、ネタに少量の醤油をつけるのがポイント。シャリに醤油をつけると、ご飯が醤油を吸収し、塩分摂取量が大幅に増加してしまいます。管理栄養士の佐藤先生(仮名)も、「シャリへの醤油は減塩の大敵です。ネタだけに少量つける習慣を身につけましょう」と提唱しています。
小さな習慣で大きな変化!健康寿命を延ばそう
醤油の使い方を変えるだけで、減塩を実現し、健康寿命を延ばすことに繋がります。今日からご紹介した3つのコツを意識し、無意識のうちに健康になれる食習慣を身につけていきましょう!
本記事は、『10000人を60年間追跡調査してわかった健康な人の小さな習慣』を参考にjp24h.comが独自に再構成したものです。