タワーマンション屋上は雑草の楽園!?電通マン理事長、除草に挑む!

都会の喧騒を離れ、眼下に広がる絶景を独り占めできるタワーマンション。しかし、その屋上には意外な落とし穴が潜んでいるかもしれません。今回は、元電通マンで現タワーマンション理事長の筆者が、屋上の雑草との格闘体験を綴ります。まるでジャングル探検のような、まさかの展開に乞うご期待!

意外な発見!屋上は雑草天国だった

管理会社にマンションの管理を委託しているとはいえ、屋上は別世界のようです。管理人から「理事長、屋上に雑草が生い茂っていて、漏水の原因になるかもしれません」と告げられ、初めてその存在に気づきました。普段は施錠されているヘリポートがある屋上。一体どんな光景が広がっているのか、想像もつきませんでした。

タワーマンションからの眺望タワーマンションからの眺望

いざ屋上に上がってみると、そこには想像をはるかに超える雑草ジャングルが!管理会社の担当範囲外だったため、草むしりは理事長の仕事に。都会のオアシスならぬ、雑草オアシスに言葉を失いました。

富士山の樹海で得た知識がまさかの伏線に!

茫然自失とする私でしたが、そこで過去の記憶が蘇ってきました。電通の社会貢献活動で富士山の樹海を訪れ、エコツアーインストラクターとして活動していた時のことです。「土のない樹海になぜ植物が生えるのか?」という子どもたちの質問に、「種は風や鳥の糞によって運ばれ、苔などの水分で育つ」と説明したことを鮮明に思い出しました。

雑草が生い茂る屋上雑草が生い茂る屋上

まさにその現象が、今、目の前のタワーマンション屋上で起こっていたのです。土のない屋上でも、雨水や落ち葉、鳥の糞などが堆積することで、雑草はコンクリートの隙間に入り込み、根を張っていくのです。

雑草は建物の天敵!放置すると大変なことに…

雑草の根はコンクリートに亀裂を生じさせ、建物を傷める原因となります。専門家によると、放置すると深刻な漏水被害につながる可能性もあるとのこと。「これは大変だ!」と、理事長としての責任を痛感しました。

除草作戦開始!理事長の挑戦

タワーマンションの屋上は高所作業となるため、安全には細心の注意が必要です。専門業者に依頼することも考えましたが、まずは自分たちでできる範囲で取り組んでみることにしました。管理人や他の理事と共に、防護服と安全帯を着用し、いざ除草作業開始!

予想外の重労働!都会のジャングル探検

一見簡単な作業に見えましたが、これが予想以上に大変でした。根がコンクリートに深く食い込んでいるため、なかなか抜けません。炎天下の中、汗だくになりながら格闘すること数時間。まるで都会のジャングルを探検しているかのようでした。

まとめ:タワーマンションの屋上は定期的なチェックが重要

今回の経験を通して、タワーマンションの屋上は定期的なチェックとメンテナンスが不可欠であることを改めて実感しました。一見美しい景観の裏に潜む危険を早期に発見し、適切な対処をすることが、建物の寿命を延ばし、住民の安全を守ることにつながります。皆さんも、ご自身のマンションの屋上にも目を向けてみてはいかがでしょうか。