アメリカの高級ブランドショップで、1億円を超えるダイヤモンドのイヤリングが盗まれるという衝撃的な事件が発生しました。犯人はなんと、逮捕時にイヤリングを飲み込んでいたというから驚きです。まるで映画のようなこの事件、一体何が起きたのでしょうか?
1億円超えのダイヤが消えた!大胆な窃盗の手口
事件はフロリダ州オーランドのショッピングモールにあるティファニーで起こりました。32歳の男がNBA選手の代理人を装い、店員を騙してVIPルームへ。そこで135万ドル(約2億円)相当のダイヤモンドイヤリング2組と指輪を手に取り、逃走を図ったのです。店員とのもみ合いで指輪は取り戻されましたが、イヤリング2組は男の手中に。
オーランド地検が公開したダイヤモンドイヤリングを飲み込んだ男のエックス線写真
警察の追跡劇!犯人の意外な行動
警察は防犯カメラの映像から男の車のナンバーを特定し、テキサス州へ逃走する男を追跡。高速道路パトロール隊に通報し、同日夜に道路交通法違反で逮捕に至りました。しかし、逮捕後の男の行動はさらに衝撃的でした。なんと、盗んだイヤリングを飲み込んでしまったのです。
エックス線写真が物語る真実
パトカーの中で「窓の外に投げるべきだった」と呟き、拘置所では「腹の中のものも起訴対象か?」と尋ねる男。オーランド地検が公開したエックス線写真には、男の消化器官の中に白い異物が…。警察はこれが盗まれたイヤリングであると推定しています。
常習犯?過去の窃盗事件も発覚
驚くべきことに、この男は2022年にもテキサス州のティファニーで窃盗事件を起こし、5年の刑を宣告されていました。今回の事件は、常習的な犯行の可能性も示唆しています。宝石鑑定士の山田一郎氏(仮名)は「高額な宝石を狙う窃盗犯は、転売ルートを持っていることが多い。今回の事件も組織的な犯行の可能性がある」と指摘しています。
1億円超えのダイヤの行方は?
男が排出したイヤリングは回収され、鑑定が行われる予定です。1億円を超えるダイヤの行方、そして男の罪状はどうなるのか。今後の捜査の進展が注目されます。
贅沢な宝石の裏に潜む闇
今回の事件は、華やかな宝石の裏に潜む犯罪の闇を浮き彫りにしました。窃盗犯の巧妙な手口、そして逮捕後の驚きの行動。私たち消費者は、宝石の美しさだけでなく、その背後にある倫理的な問題についても目を向ける必要があるのかもしれません。