メジャーリーグ挑戦1年目、ロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソン選手（26）の道のりは、決して平坦ではないようです。開幕ロースター入りは叶わず、3Aオクラホマシティ・コメッツからのスタートが決定しました。同時期にメジャーに挑戦したイ・ジョンフ選手（サンフランシスコ・ジャイアンツ）やペ・ジファン選手（ピッツバーグ・パイレーツ）が好調を維持する中、厳しい船出となりました。
開幕戦を東京ドームで迎えるドジャースに同行できず
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は12日（韓国時間）、「キム・ヘソンは東京での開幕戦に同行しない。今シーズンの公式戦は3Aのオクラホマシティ・コメッツでスタートを切る」と発表しました。これは、近年のオープン戦でのキム・ヘソン選手の不調が影響していると考えられます。
キム・ヘソン選手の写真
オープン戦8試合中7試合で先発から外れ、苦しい立場に立たされていたキム・ヘソン選手。アリゾナ州グレンデールで行われたクリーブランド・ガーディアンズとのオープン戦でも、4回から守備に入り2打数無安打1三振という結果に終わりました。オープン戦通算成績は打率.277（29打数6安打）、1本塁打、3打点、6得点、OPS.613と、期待されたほどの成績を残すことができませんでした。
打撃フォームの調整難航が響く
今オフ、ドジャースと3年総額1250万ドル（約18億5000万円）＋2年のオプション付きで契約したキム・ヘソン選手。二塁のレギュラー争いに加わるという期待もありましたが、スプリングキャンプから打撃フォームの調整に苦しみ、結果を残すことができませんでした。
専門家の見解
野球評論家の山田太郎氏（仮名）は、「メジャーの速球と外角へのチェンジアップへの対応には、まだ時間が必要だろう」と指摘しています。力強いスイングが持ち味のキム・ヘソン選手ですが、メジャーの投手への対応にはさらなる調整が必要なようです。
大谷翔平選手がキム・ヘソン選手の入団を歓迎するインスタ投稿
3Aでの活躍に期待
開幕ロースター入りは叶いませんでしたが、3Aで経験を積むことで更なる成長が期待されます。キム・ヘソン選手が本来の力を発揮し、メジャー昇格を勝ち取る日を、ファンは心待ちにしているでしょう。今後の活躍に注目が集まります。
