将棋界のスター、藤井聡太竜王・名人と師匠である杉本昌隆八段の微笑ましいやり取りが、ABEMAの地域対抗戦で話題を呼んでいます。真剣勝負に挑む杉本八段の表情の変化に、藤井竜王・名人が思わず笑みをこぼす場面があり、ファンの間で大きな反響を呼んでいます。本記事では、その対局の様子やファンの反応、ABEMA地域対抗戦について詳しく解説します。
藤井聡太竜王・名人、師匠の真剣な表情に思わず笑顔
3月15日に放送された「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」予選Bリーグ1位決定戦、関東B 対 中部戦。中部チームの監督を務める杉本昌隆八段が大将戦に登場し、相手チームのエース伊藤匠叡王と対局しました。この対局は公式戦でも初手合いとなる注目の一戦。杉本八段は「タイトルホルダーとの一戦なので、思い切りぶつかるだけ」と謙遜しながらも、盤上では真剣な表情で対局に臨みました。
藤井聡太竜王・名人(左から2人目)
その様子を見ていた藤井竜王・名人は、師匠の気合の入った表情に思わず笑顔を見せる場面も。普段は見せない真剣な表情に、思わず「顔が、確かに違う(笑)」と呟き、控室の雰囲気を和ませました。
師匠と弟子の絆が垣間見える一幕
藤井竜王・名人と杉本八段の温かい師弟関係は、将棋界でも有名です。普段は冷静沈着な藤井竜王・名人が、師匠の対局を心配そうに見守る姿や、その真剣な表情に思わず笑ってしまう様子は、二人の深い絆を感じさせます。
藤井聡太竜王・名人
この微笑ましいやり取りに、ファンからは「師匠いじり」「聡太のびのびしてて何よりw」といったコメントが多数寄せられました。将棋日本シリーズ JTプロ公式戦など多くの公式戦で活躍するトップ棋士の素顔が垣間見えるのも、この地域対抗戦の魅力と言えるでしょう。
ABEMA地域対抗戦とは?
「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」は、全国を8つのブロックに分けて行われる団体戦です。各チームは監督1名と棋士4名の計5名で構成され、持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで対局を行います。予選リーグ、本戦トーナメントを経て優勝チームが決定します。
緊迫の勝負とほっこりする師弟愛
今回のABEMA地域対抗戦では、白熱した対局だけでなく、藤井竜王・名人と杉本八段の心温まる師弟愛も大きな注目を集めました。将棋ファンにとっては、勝負の行方だけでなく、こうした人間味あふれる場面も大きな魅力となっています。今後もABEMA地域対抗戦での名勝負、そして棋士たちの素顔に注目が集まりそうです。