「芸人はなぜ苦節“ウン十年”がゴロゴロいるのか?」 「THE SECOND」ファイナリストのハンジロウが、副業してでも《お笑いを辞めない》理由


【写真】「これは…美味しそうすぎる…」 “意外な副業”で提供している「絶品メニュー」

 同じくお笑いトーナメントであり、国民的な人気イベントとなった「M-1グランプリ」は、結成15年以内の芸人しか出場できない。「THE SECOND」は、「M-1」に出場できなくなり、ブレイクのきっかけを失ってしまった漫才コンビのための「セカンドチャンス」の場なのだ。

 2025年もすでに選考会が行われており(5月にテレビ放映されるグランプリファイナルがある)、そこで注目されているコンビがいる。

 昨年、「THE SECOND〜漫才トーナメント〜2024」でファイナリストとなった「ハンジロウ」の2人だ。主にツッコミを担う「しゅうごパーク」さんと、ボケ担当の「たーにー」さんからなる沖縄出身の芸人である。

 「僕らはコンビで23年間やってきて、芸人一本で生活できているのは4年くらい。あとはずっと兼業で生きてきました」

 あと何年頑張ればブレイクできるのか、保証のない職業だ。彼らはどうしてそこまで「芸人」であることにこだわるのか。

 しゅうごパークさんがお笑いと出逢ったのは、中学1年のとき。お年玉で買ったテレビデオで夜中までテレビを見ていたら、あの“伝説の番組”と遭遇する。

 それから『爆笑オンエアバトル』の出演者が発する言葉をすべてノートに書き写して、「この場面では、こういうことを言ったら面白いんだ』と学び、幼なじみで後にコンビの相方となるたーにーさんともう1人の友人の3人でショートコントやお笑いビデオを作っていた。



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