台湾の人気女優、徐熙媛（バービィー・スー）さんが41日前にこの世を去り、夫であるク・ジュンヨプは深い悲しみの淵から、最愛の妻を送り出しました。この記事では、葬儀の様子やク・ジュンヨプの胸中、そして二人の愛の軌跡を辿ります。
涙の葬儀：金宝山墓園で最後の別れ
大雨の中、金宝山墓園で行われた徐熙媛さんの葬儀には、ク・ジュンヨプをはじめ、徐さんの母親、妹、二人の子供など10名余りが参列し、最後の別れを告げました。黒いスーツに白い手袋姿のク・ジュンヨプは、愛妻の遺骨をしっかりと抱きしめ、悲しみに暮れる姿が印象的でした。報道によると、彼は憔悴しきっており、終始涙を流していたといいます。
alt: ク・ジュンヨプが妻の遺骨を抱きしめる姿
金宝山墓園は、テレサ・テンやココ・リーなど多くの著名人が眠る場所として知られています。当初、徐さんの遺族は生前の彼女の希望に基づき、環境に配慮した樹木葬を検討していました。しかし、ク・ジュンヨプは「いつでも妻を感じられる場所が欲しい」という強い思いから、家族と相談の末、この地を選びました。
41日間、自宅で妻の遺骸を保管：深い愛と近隣からの声
報道によると、ク・ジュンヨプは約41日間、自宅で妻の遺骸を保管していたとのことです。この行動は、彼が生前に築き上げた妻への深い愛情を物語っていますが、一方で近隣住民からの抗議もあったと伝えられています。
徐熙媛さんの急逝：日本旅行中に悲劇が
徐熙媛さんは家族との日本旅行中、インフルエンザによる肺炎と敗血症を併発し、帰らぬ人となりました。享年47歳。あまりにも突然の訃報に、多くのファンが悲しみに暮れました。
ク・ジュンヨプの悲痛な叫び：SNSで胸中を吐露
妻の死後、ク・ジュンヨプは自身のSNSで、「言葉では言い表せない悲しみと苦痛の中にいる」と胸中を吐露。その悲痛な叫びは、多くの人の心を打ちました。
遺産相続と子供たちの未来：ク・ジュンヨプの決断
徐熙媛さんの遺産は、ク・ジュンヨプと二人の子供に3分の1ずつ相続されることになりました。しかし、子供たちがまだ未成年であるため、18歳までは元夫である汪小菲氏が管理することになります。ク・ジュンヨプは自身の相続分を義母に託し、子供たちの未来を守るために法的措置も検討していると表明しました。
ドラマのような再会と結婚：20年の時を経て結ばれた愛
徐熙媛さんは、台湾版『花より男子』のヒロイン役でアジア中で人気を博した女優です。2011年に中国人実業家の汪小菲氏と結婚し、二人の子供をもうけましたが、2021年に離婚。その後、20年来の友人であったク・ジュンヨプと再会し、2022年に結婚しました。二人のドラマのような再会と結婚は、当時大きな話題となりました。
愛は永遠に：二人の思い出を胸に
突然の別れは、あまりにも悲しく、受け入れるのは容易ではありません。しかし、ク・ジュンヨプと徐熙媛さんの愛は、永遠に人々の記憶に残るでしょう。
ク・ジュンヨプと徐熙媛の出会い
二人は、ク・ジュンヨプが所属するグループCLONが台湾で活動していた1998年に出会い、約1年間交際していました。その後、20年の時を経て再会し、結婚に至ったのです。運命的な再会と、深い愛情で結ばれた二人の物語は、多くの人々に感動を与えました。台湾の有名料理研究家、林美秀さんは「二人の愛は、まさに奇跡。きっと天国でも一緒にいるでしょう」と語っています。
まとめ：永遠に語り継がれる愛の物語
深い悲しみの中、ク・ジュンヨプは最愛の妻・徐熙媛（バービィー・スー）を送り出しました。二人の愛の物語は、永遠に語り継がれることでしょう。
