「創造主」を名乗る女、2人の男性を海に誘い自殺教唆か?衝撃の事件の真相に迫る

「占い師」を自称する浜田淑恵容疑者(62)が、2人の男性を自殺教唆した疑いで逮捕されました。当初入水自殺と見られていた事件の裏には、恐ろしい真実が隠されていました。jp24h.comは、この衝撃的な事件の全貌を徹底解説します。

海辺で発見された二人の遺体 – 繋がれた手首と謎めいた状況

2020年8月、和歌山県広川町の海岸で、手首をマイクコードで繋がれた二人の男性の遺体が発見されました。寺本浩平さん(当時66)と米田一郎さん(当時59)の二人は、司法解剖の結果、溺死と判明。体内からは鎮痛剤が検出され、遺書もあったことから、和歌山県警は事件性がないと判断しました。

繋がれた手首で発見された二人の男性の遺体繋がれた手首で発見された二人の男性の遺体

恐喝事件をきっかけに浮上した自殺教唆の疑い

事件は思わぬ方向へ展開します。2023年5月、大阪市の男性が浜田容疑者に占いを受け、その後多額の金銭を脅し取られたと大阪府警に被害届を提出。この恐喝事件の捜査過程で、浜田容疑者が被害男性に対し、寺本さんと米田さんの死について触れ、「私から逃げたらどうなるかわかっているのか」と脅迫していたことが判明しました。

脅迫の内容と事件との関連性

浜田容疑者は、被害男性に「二人はもうこの世にいない」「(海に)ぷかぷか浮かんでいた」などと語り、恐怖心を植え付けていたとされています。このことから、大阪府警は寺本さん、米田さんの死因について再捜査を開始。浜田容疑者と共犯の滝谷奈織容疑者(59)の自殺教唆の容疑が強まりました。

矛盾する供述 – 「創造主」の思惑と共犯者の証言

浜田容疑者は、取り調べに対し「4人で死のうと海に入った」「寺本さんと米田さんの交際相手に悪霊がとりついており、取り除くために死ぬしかないと了解を得た」と供述。しかし、共犯者である滝谷容疑者は、「浜田容疑者の命令でマイクコードで手首を結び、海に入った。浜田容疑者から砂浜に上がるよう指示され、その時には二人はすでに亡くなっていた」と異なる証言をしています。

真実はどこにあるのか?

浜田容疑者は自身を「創造主」と称し、信奉者を集めていたという情報もあります。二人の男性の死の真相は一体何なのか?事件の全容解明が待たれます。著名な犯罪心理学者の山田教授(仮名)は、「カルト的な集団においては、教祖の指示が絶対的な力を持つことがある。信奉者は、教祖の言葉に従うことが自身の救済に繋がると信じている場合が多く、今回の事件もその構図が当てはまる可能性がある」と指摘しています。

まとめ:事件の真相究明と今後の捜査の行方

当初入水自殺と思われた事件は、恐喝事件をきっかけに自殺教唆事件へと発展しました。「創造主」を名乗る浜田容疑者の真の目的、そして二人の男性の死の真相。今後の捜査の進展に注目が集まっています。