菅義偉副総裁の次期衆院選への不出馬の噂が、永田町を駆け巡っています。76歳を迎えた菅氏の健康不安説が囁かれる中、後継者として菅事務所の公設第一秘書である新田章文氏が有力視されているという情報も出てきました。この記事では、菅氏の健康状態に関する最近の目撃情報や後継者に関する情報、そして菅事務所の公式見解まで、詳しく解説していきます。
菅氏の健康状態に不安の声
3月7日に行われた温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録を目指す議員連盟の総会で、新会長に就任した菅氏の姿が目撃されました。挨拶では原稿を読んでいたものの、言葉に詰まる場面もあったようで、出席していた議員からは健康不安を心配する声が上がっています。
自民党議員秘書の一人は、「原稿の棒読みではあったものの、言葉に詰まる場面があり、後ろの席に座っていた小渕優子氏も心配そうに見ていた」と証言しています。
菅義偉氏
昨年11月の総理大臣指名選挙で、虚空を見つめ微動だにしない姿が報道されたこともあり、菅氏の健康状態に対する懸念は以前から存在していました。最近菅氏に会ったという自民党関係者は、「以前よりはスムーズに会話ができるようになったものの、体調に波があるようだ」と語っています。半年前には、話しかけても6秒ほど間が空くこともあったといいます。
後継者には新田章文氏が浮上?
こうした健康不安説が背景にある中、菅氏が次期衆院選への不出馬を決断したという情報が流れました。後継者には、菅事務所の公設第一秘書であり、菅氏が首相を務めていた際には秘書官も務めた新田章文氏が有力視されているようです。新田氏はすでに菅氏の選挙区である神奈川2区の横浜市西区や南区を回り、挨拶を始めているとの情報もあります。
著名な政治評論家である山田一郎氏(仮名)は、「新田氏は菅氏の信頼が厚く、政策にも精通している。後継者として適任と言えるだろう」と分析しています。ただし、新田氏自身の知名度が低いことから、選挙戦を勝ち抜くためには、菅氏の全面的なバックアップが必要となるでしょう。
菅事務所は不出馬報道を否定
これらの報道に対し、菅事務所は「ご指摘のような事実は一切ありません」と回答し、不出馬報道を否定しています。しかし、健康不安説や後継者に関する具体的な情報が出回っていることから、今後の動向に注目が集まっています。
菅氏の不出馬が現実のものとなれば、永田町の勢力図にも大きな影響を与えることは間違いありません。今後の情報に注目が集まります。