映画『山田くんとLv999の恋をする』で俳優復帰!シンガーソングライターNOAの軌跡

シンガーソングライターとして、そして俳優として、マルチな才能を発揮するNOAさん。ドラマ「君の花になる」でのボーイズグループ「8LOOM」のメンバーとしての活躍が記憶に新しい中、映画『山田くんとLv999の恋をする』で約3年ぶりの俳優復帰を果たしました。今回は、彼のこれまでの道のり、YGエンターテインメント初の日本人練習生としての経験、そして俳優デビューに至るまでの軌跡を辿ります。

エンターテイナーへの夢、そしてBIGBANGとの出会い

幼い頃から人を楽しませるエンターテイナーに憧れていたNOAさん。アミューズメントパークのダンサーのような存在に憧れを抱き、5歳の頃に「ハイスクール・ミュージカル」と出会ったことで、歌やダンス、お芝居の世界に強く惹かれるようになりました。学芸会やホームパーティなど、人前で表現する機会を常に探し、マイケル・ジャクソンのダンスを披露するなど、その情熱は幼い頃から変わらなかったそうです。

NOAさんNOAさん

K-POPにも触れ、少女時代や東方神起などに親しんでいたNOAさんにとって、BIGBANGとの出会いは大きな転機となりました。日本のメジャーデビュー時に情報番組でBIGBANGを見た時の衝撃は今でも忘れられないと言います。「こんなカッコいい人たちがいるんだ!」という驚きから、彼らの音楽、世界観にどんどん惹き込まれていったそうです。

YGエンターテインメント初の日本人練習生へ

BIGBANGへの憧れは、単なるファン心理を超え、「自分もこうなりたい!」という強い意志へと変わっていきました。その思いを両親に伝え、12歳で単身韓国へ渡ることを決意。韓国での生活が始まって1ヶ月ほど経った頃、運命的な出会いが訪れます。BIGBANGが通う美容室を訪れた際、担当してくれたヘアメイクさんがなんとBIGBANGの担当の方だったのです。NOAさんは勇気を振り絞り、YGエンターテインメントに入りたいという夢を打ち明けました。すると、そのヘアメイクさんがすぐに事務所に連絡を取り、オーディションの機会が巡ってきたのです。

NOAさん、韓国での練習生時代NOAさん、韓国での練習生時代

韓国での練習生時代は、歌やダンスの技術を磨くだけでなく、厳しい競争の中で精神的にも大きく成長した時期だったと語ります。当時の経験は、今のNOAさんの礎となっていることは間違いありません。今後の更なる活躍に期待が高まります。