ミャンマー中部で発生したマグニチュード7.7の巨大地震。甚大な被害をもたらし、多くの人々の生活を一変させました。この記事では、地震の現状、被害状況、そして懸命に続く救助活動の様子をお伝えします。
ミャンマーの悲劇:寺院崩壊、死者140人以上
2024年3月28日、ミャンマー中部をマグニチュード7.7の巨大地震が襲いました。震源の深さは約10km。この地震により、多くの建物が倒壊し、甚大な被害が発生しました。マンダレーのモスクでは礼拝中に倒壊が発生し、多数の死傷者が出たという情報も。現在、ミャンマー国内では144人もの尊い命が失われ、732人が負傷しています。(出典: NHKニュース)
ミャンマー地震の様子
タイにも衝撃:高層ビル倒壊、117人の安否不明
ミャンマーから約1000km離れた隣国タイにも、地震の影響は及んでいます。首都バンコクでは建設中の高層ビルが倒壊し、7人が死亡、8人が負傷、そして117人が行方不明という痛ましい状況となっています。高層マンションのプールでは激しい波しぶきが上がり、別のビルでは水が滝のように流れ落ちる様子が目撃されました。
地震発生時、タイに滞在していた日本人旅行客は、「ホテルの20階にいた際に激しい揺れを感じ、階段で避難した」と証言しています。タイでは地震は非常に稀なため、多くの人々がパニックに陥った様子が伺えます。
「タイ料理研究家 佐藤美智子さん」によると、タイの建築基準法は地震を想定していないものが多く、今回の地震で建物の脆弱性が露呈した可能性があるとのことです。
懸命に続く救助活動、夜を徹して
地震発生後、救助隊は直ちに現場へ駆けつけ、懸命な救助活動が続けられています。夜になってもライトを照らしながら、がれきの撤去作業が行われています。タイのペートンタン首相も現場を訪れ、状況確認を行っている姿が報道されています。一刻も早い救助活動の進展が願われています。
余震への警戒と今後の支援
今回の地震では、多くの尊い命が失われ、甚大な被害が発生しました。被災地では、今もなお多くの人々が不安な日々を過ごしています。余震への警戒も必要であり、今後の支援活動が重要となります。国際社会からの支援、そして私たち一人ひとりの温かい支援が被災地の人々の力となるでしょう。
まとめ:ミャンマー・タイ地震、国際社会の支援を
ミャンマーとタイを襲った今回の地震は、改めて自然災害の恐ろしさを私たちに突きつけました。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復興を願い、私たちができることを考え、行動していきましょう。