「キムチを持って行け」と強要するしゅうとめに、「もらったキムチは全部捨てている」とカビが生えたキムチの写真を送った嫁の話がインターネット上で物議を醸している。
24日、複数のネット・コミュニティー・サイトに、ある女性がしゅうとめに送ったインスタントメッセージ・アプリ「カカオトーク」のメッセージと写真が掲載された。
この女性はしゅうとめに対し、「うちはキムチを食べる人がいないから、キムチを送らないで」と何度も言ったものの、送り続けてくるので、強要のように感じられると訴えた。女性はこの件で夫婦ゲンカまでしたそうで、「しゅうとめにカビが生えたキムチの写真を送った」と言った。
女性はしゅうとめに「うちに食べる人はいません。子どもの世話が忙しくてトイレにも行けずに暮らしています。重いものを捨てるのはすごく大変でした」「私たちが『困っている』『必要ない』と意思表示をしているのに、送ってくるから、強要のように感じられます」と書いて、キムチの写真を送ったとのことだ。
また、「正直言って、何年間も一度も食べずに全部捨てています。私はあのころから『食べない』と言っているのに、息子（女性の夫）に『とにかく持って行け』と電話して無理やりくれるから、また夫婦ゲンカになりました」「今回また捨てる時にひどいケンカになりました。このキムジャン・キムチ（越冬用に大量に付けたキムチ）のせいで毎年ストレスがたまって死にそうです」とも書いた。
さらに、「お義母さんがキムチをあげたいと思う気持ちは、お義母さんの自己満足だと思います。うちの家族の中でキムチが欲しいという人は誰もいません」「このようにでも知らせなければ、毎年同じ戦いの根っこがなくならないと思うから、連絡しました」と、こうしたメッセージを送った理由を説明した。
この女性の状況を巡って、ネット上には賛否両論が寄せられている。中には40万回以上の閲覧回数を記録した投稿もある。
「女性の気持ちが分かる」というネットユーザーたちは「相手が嫌だというのに送り続けるのは理解に苦しむ」「間に入っている夫が悪いと思う」「本当に毎回捨てるのも一仕事だ」などのコメントを寄せている。
その一方で、女性を批判するネットユーザーたちは「あげると言われれば持ち帰る人は大勢いるはずなのに、カビが生えるまでそのまま放置するのもおかしい」「いくら嫌でも、こっそり処分すればいいのに。そんなことも嫌なら、親からもらった恩を全部返してから消えろよ」「あえてあそこまでするのは度が過ぎる」などの反応を見せている。
キム・ミョンイル記者
