この記事では、78歳で現役の交通誘導員である柏耕一さんの実体験を基に、交通誘導員の知られざる世界を覗いてみます。収入の相場から、想像を絶する危険な出来事まで、リアルなエピソードを交えながらご紹介します。
なぜ交通誘導員になったのか?
柏さんが交通誘導員を始めたきっかけは、意外にも出版業界での挫折でした。30年以上身を置いた出版業界で編集プロダクションを経営していたものの、多額の税金未納を抱え倒産寸前に。高齢でも始めやすい仕事として、交通誘導員を選んだのです。
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交通誘導員の収入は?
気になる収入ですが、柏さんによると日当の相場は9,000円。夜勤の場合は1,000円がプラスされ、月収20万円は最低でも稼げるそうです。柏さん自身の最高月収は25万円とのこと。
月収67万円の衝撃!
同僚から聞いた話では、なんと月収67万円を稼いだ猛者もいるとか!日勤と夜勤を休みなく続け、驚異の60連勤を達成したそうですが、その後過労で倒れ救急搬送されたというから驚きです。まさに命がけの稼ぎ方と言えるでしょう。
危険と隣り合わせの現実
高収入の一方で、危険な目に遭うこともあるのが交通誘導員の現実。柏さんも、働き始めた頃に信じられないような事件に巻き込まれかけました。具体的な内容はここでは伏せますが、犯罪に手を染めざるを得ないほどの窮地に立たされたというから恐ろしい限りです。
現場の声:ベテラン交通誘導員・山田さんの証言
「交通誘導員は常に危険と隣り合わせです。ドライバーからの暴言はもちろん、時には物理的な攻撃を受けることもあります。」(仮名:山田さん、交通誘導員歴15年)
交通誘導員はただ立っているだけに見えるかもしれませんが、実際は周囲の状況を常に把握し、的確な指示を出す必要がある責任重大な仕事。安全を守るためにも、ドライバーの方々には交通誘導員へのご理解とご協力をお願いしたいところです。
まとめ:交通誘導員の光と影
交通誘導員は高齢者でも始めやすく、比較的高い収入を得られる仕事です。しかし、その裏には危険と隣り合わせの現実があることも忘れてはなりません。柏さんの体験談を通して、交通誘導員という仕事の光と影を知っていただければ幸いです。