ミャンマー地震、震源地に「世界有数の活動的な断層」過去にも大地震


【写真】地震で崩れたミャンマー首都の仏塔

 2012年には、震源近くのマンダレーより北でM6・8の地震が起きた。断層には小さい活動範囲「セグメント」があり、当時はザガインセグメントの北の一部が動いた程度だったが、今回の地震は規模が大きくセグメント全体が広範囲で割れたとみられるという。

 西村教授は「広い範囲でセグメントが動くのは約80年ぶりではないだろうか。マンダレーの南には200年ほど地震が起きていない空白域がある。今回の地震で南の方がどこまで割れたかは分かっていないが、空白域の一部まで割れた可能性がある」と予想する。【大野友嘉子】



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