近頃、飲食業界では異物混入事件が相次ぎ、外食チェーンへの信頼が揺らいでいます。そんな中、「焼肉きんぐ」で起きたある出来事がThreadsで話題となり、批判が殺到しています。今回は、この騒動について詳しく見ていきましょう。
隣の客が30分も嘔吐…対応に疑問
あるユーザーがThreadsに投稿した内容によると、焼肉きんぐで食事中、隣の席の客が気分が悪くなり、最終的にはテーブルの上にゴミ袋を広げて嘔吐し始めたとのこと。その時間はなんと30分にも及んだそうです。
焼肉きんぐの店内イメージ
投稿者は店員に相談したものの、席の移動を提案されただけで根本的な解決には至らず、嘔吐している客の真横で食事を続けることを余儀なくされたといいます。飲食店で、ましてやテーブルの上で嘔吐させる対応は適切だったのでしょうか?衛生面への配慮も疑問視されます。
店長、本社…対応の悪さに唖然
その後、投稿者は店長と電話で話したものの、「お客様の判断」という一点張りで、謝罪の言葉はなかったとのこと。さらに、本社に連絡を試みるも繋がらず、30分ほど待たされた挙句、そのまま料金を支払って店を後にしたそうです。
この出来事をX(旧Twitter)で拡散したところ、「焼肉きんぐ」がトレンド入りするほどの騒ぎに発展。多くのユーザーから衛生管理や顧客対応に疑問の声が上がり、批判が殺到しました。
15%オフの提案…謝罪はどこへ?
その後、本社にメールを送ったところ、当該店舗の店長から連絡があったそうですが、「経営陣と相談した結果、15%オフさせていただきます。これ以上何を求めているか分かりません」と告げられたといいます。投稿者は金銭的な補償ではなく、まずは誠意ある謝罪を求めていたにも関わらず、この対応には納得がいかなかったようです。
食品安全コンサルタントの山田花子さん(仮名)は、「飲食店において、顧客の安全と安心を確保することは最優先事項です。今回のケースでは、嘔吐という緊急事態が発生したにも関わらず、適切な対応が取られなかったことは非常に残念です。まずは顧客への謝罪と状況説明を行い、二次感染防止のための適切な措置を講じるべきでした」と指摘しています。
まとめ:企業の姿勢が問われる事態
今回の騒動は、焼肉きんぐの衛生管理体制や顧客対応のまずさを露呈する結果となりました。外食産業において、顧客の信頼は非常に重要です。企業として、今回の出来事を真摯に受け止め、再発防止に努めることが求められます。
「焼肉きんぐ」を運営する物語コーポレーションの見解や今後の対応に注目が集まっています。