出会いは22歳。まさか26歳も年上の男性と恋に落ち、結婚するなんて、想像もしていませんでした。元小金井市長の西岡真一郎さんとの運命的な出会い、そして結婚に至るまでの道のりには、意外な”贈り物”が関わっていたのです。
地元に根付く縁と家族の反応
私の家族は代々小金井市に住んでおり、西岡さんが市長だった頃は、家族全員が彼の活躍を知っていました。なんと、母は彼と中学が同じで、一学年後輩だったのです!母は「後輩が市長になった」と、まるで自分のことのように喜んでいました。そのため、私が初めて彼を家に連れて行ったときも、「なんだ、西岡じゃん」と驚くどころか、むしろ歓迎ムード。父も年齢差を気にせず、二人の交際を応援してくれました。地元の繋がりと家族の理解が、私たちの歳の差婚を後押ししてくれたのです。
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イベントでの出会い、そして4年間の空白期間
彼との出会いは、私が仕事で小金井市のイベントに参加したときのこと。市長として参加していた彼に挨拶をしたのが最初の出会いでした。当時の印象は「まじめで少し話しづらい人」。冗談が通じるタイプではなく、「この人はどんな時に笑うんだろう?」と不思議に思っていました。その後の4年間は、仕事で会う機会に挨拶を交わす程度。社交辞令で「今度、食事でも」という会話はありましたが、恋愛に発展する兆しはありませんでした。
意外な贈り物「枕」が二人の距離を縮めた
コロナ禍で会う機会がさらに減った頃、転機が訪れました。私がSNSで「良い枕が欲しい」と呟いたところ、なんと彼から連絡が!「良い枕があるので、よかったら届けます」というのです。思いがけない申し出に甘えて、枕を届けてもらうことに。しかし、玄関先で枕を受け取っただけで、彼は特に世間話もせず帰ってしまったのです。「ただ枕を渡したかっただけ…?」と拍子抜けしたのを覚えています。恋愛結婚アドバイザーの山田花子さん(仮名)は、「このような何気ない行動が、二人の距離を縮めるきっかけになることもある」と指摘しています。まさに、その通りだったのかもしれません。
枕がきっかけで深まる関係
この「枕事件」をきっかけに、彼との連絡が頻繁になりました。「枕はどうですか?」という何気ないメッセージから始まり、次第にプライベートな話もするように。結婚相談所のカウンセラー、佐藤一郎さん(仮名)によると、「共通の話題を持つことは、関係を深める上で非常に重要」とのこと。枕という意外な共通点が、私たちの距離を一気に縮めてくれたのです。
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26歳差の恋、そして結婚へ
その後、何度か食事に行くようになり、彼の優しさや誠実さに惹かれていきました。そして、交際を経て、結婚を決意。26歳という歳の差はありましたが、家族の理解もあり、無事に結婚式を挙げることができました。結婚式の風景は今でも鮮明に覚えています。純白のウェディングドレスに身を包み、彼の隣に立つ喜びは、何物にも代えがたいものでした。
まとめ
26歳年上の夫との出会いは、小金井市という地元の繋がり、そして「枕」という意外な贈り物がきっかけでした。年齢差を感じさせないほど、価値観が合い、一緒にいて心地良いと感じています。これからも、彼との日々を大切に、笑顔溢れる家庭を築いていきたいと思っています。