天皇皇后両陛下が7日、硫黄島を訪問した際、自衛隊員らに声をかけられたことについて、海上自衛隊のトップ斎藤海幕長は、「このような機会をいただいたことは非常に光栄」と振り返りました。
太平洋戦争の激戦地・硫黄島には自衛隊の基地が置かれ、主に海上自衛隊がその管理などを担っています。
天皇皇后両陛下が7日、硫黄島を訪問された際に出迎えた斎藤海幕長は、「島内の基地や各施設等の現況について説明させていただいた」と述べました。
また、両陛下が帰京する際に整列した各隊員の前で長く立ち止まり、隊員1人1人に声を掛けられたことについて「このような機会をいただいたことが非常に光栄だった」と述べました。
両陛下は隊員の状況に「非常に関心を示された」ということで隊員の生活の状況や勤務状況などについての質問が多くあったということです。