元通訳の水原一平被告、収監のための出頭期限が６月１６日に再延期

２月６日、米カリフォルニア州サンタアナで、判決を言い渡され、連邦地裁を出る水原一平被告＝帯津智昭撮影

　【ロサンゼルス＝後藤香代】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手（３０）の口座から多額の預金を詐取したとして銀行詐欺罪などに問われ、米連邦地裁で禁錮４年９月を言い渡された元通訳、水原一平元被告（４０）について、収監のための出頭期限が、今月１２日から６月１６日に再延期された。

　９日に公開された裁判文書でわかった。水原元被告は当初、地裁から３月２４日までに出頭するよう命じられていたが、弁護側の申請で今月に延期された。地裁は８日、さらに１か月の延期を認めた。再延期の理由は明らかにされていない。水原元被告は出頭後、連邦刑務所に収監される。