フジテレビの夕方の顔、青井実アナウンサーが再び謝罪をする事態となりました。今回は、情報番組『Live News イット!』の現場での言動が問題視されています。一体何が起こっているのでしょうか? 番組の裏側、そして青井アナウンサーの知られざる一面に迫ります。
生放送直後の出来事とは?
2024年5月と10月、二度に渡り青井アナウンサーの言動が問題視されました。5月にはリハーサル中の演出がうまくいかなかった際にスタッフを強い口調で叱責。10月には生放送直後、速報ニュースへの対応をめぐり、ピンマイクを放り投げるなど、社員に厳しい言葉を浴びせたとのことです。
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9日の生放送で青井アナは「言葉を扱う仕事に就いているものとして、あってはならないこと」と謝罪しました。フジテレビは青井アナに同様の言動を慎むよう申し入れ、番組への出演は継続するとしています。
NHKからの移籍、そして過去の不祥事
青井アナは2024年2月にNHKを退職、『Live News イット!』のキャスターに就任しました。NHK時代には『ニュースウォッチ9』のキャスターも務めるなど、実績は十分。しかし、NHK退職直前に親族企業からの役員報酬を無申告で受け取っていたことが発覚し、厳重注意処分を受けていました。この件について釈明がないままの『イット!』就任には、視聴者からも疑問の声が上がっていました。
フジテレビ局内での反応
青井アナの起用には、フジテレビ局内でも様々な意見があったようです。報道局主導の人選ではなく、当時相談役だった日枝久氏と青井家の繋がりで決まったという噂も。
「イット!」現場での“王様”ぶり
『イット!』就任後、青井アナの厳しい言動はスタッフだけでなく出演者にも及んでいたという証言があります。自分の意見に賛同する人物を好み、異論を唱える者を嫌うなど、好き嫌いが激しいとのこと。さらに、フジ社員ではないにも関わらず人事への口出しをするなど、現場では恐れられていたようです。
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番組コンセプトとの矛盾
『Live News イット!』の番組コンセプトは「私が知りたい今がある」。しかし、今回の報道で明らかになった舞台裏は、視聴者が知りたかった「今」とは程遠いものでした。今後の青井アナ、そして『Live News イット!』はどうなっていくのでしょうか。注目が集まります。