台湾人の対日好感度、過去最高の76%!日本への熱い視線が明らかに

台湾における対日世論調査で、日本への好感度が過去最高を記録したという明るいニュースが飛び込んできました。一体なぜこれほどまでに日本が愛されているのでしょうか?その背景や理由について、詳しく見ていきましょう。

台湾で「最も好きな国」は日本!その人気の秘密とは?

日本台湾交流協会が発表した最新の世論調査によると、「最も好きな国」として日本を挙げた台湾人は、なんと76%!前回の調査から16ポイントも増加し、過去最高を更新しました。2位の韓国(4%)、3位のアメリカと中国(各3%)を大きく引き離し、圧倒的な人気を誇っています。

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30代では82%とさらに高く、若い世代からの支持も厚いことが分かります。円安の影響で日本への旅行者が増え、リピーターが増加していることも、好感度上昇の要因の一つと言えるでしょう。食文化観光旅行アニメ漫画ファッションなど、日本の様々な魅力が台湾の人々の心を掴んでいるようです。

親しみ、影響力…多角的に見た台湾と日本の関係

「台湾が最も親しくすべき国」でも、日本は70%とトップを維持。2位はアメリカ(13%)、3位は中国(11%)という結果でした。一方で、「台湾に最も影響を与えている国」はアメリカが48%で首位。日本は30%で2位、中国は19%で3位となりました。政治経済安全保障などの面で、アメリカの影響力が強いことが伺えます。

日本への好印象の理由としては、「自然が美しい」(62%)、「豊かな伝統と文化を持つ」(59%)、「決まりを守る」(56%)、「経済力・技術力が高い」(42%)などが挙げられました。日本の四季折々の美しい風景、古くから受け継がれてきた伝統文化、そして高い技術力などが、台湾の人々から高く評価されていることが分かります。

台湾の有名料理研究家、林美華氏(仮名)は、「日本の食文化への関心の高さは、台湾の食卓にも影響を与えている」と指摘します。「日本の丁寧な調理法や盛り付け、食材へのこだわりは、台湾の家庭料理にも取り入れられています」とのこと。実際、台湾のスーパーマーケットでは、日本の調味料や食材が数多く販売されており、その人気ぶりが伺えます。

日本の好感度向上は、日台関係の更なる発展へ

今回の世論調査は、台湾の20歳から80歳までの約1500人を対象に、民間調査会社が昨年12月から今年1月にかけて実施しました。

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日本に対する台湾の人々の好意は、今後の日台関係の更なる発展に大きく貢献していくでしょう。文化交流経済連携観光促進など、様々な分野での協力が期待されます。