【朝ドラ「らんまん」】視聴率低迷もNHKは安泰?驚異のNHKプラス視聴数で若者掴む!今後の展開に期待高まる

NHK連続テレビ小説「らんまん」の第二週(4月7日〜11日)の平均視聴率(世帯)は15.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と発表されました。前作「舞いあがれ!」最終週の15.4%と比べると微減、前々作「ちむどんどん」同時期の15.8%と比較しても下回っています。しかし、NHKは悲観するどころか、あるデータに自信を深めているようです。

NHK朝ドラ「らんまん」の主人公・槙野万太郎NHK朝ドラ「らんまん」の主人公・槙野万太郎

低視聴率の影に潜む、NHKプラスの躍進

第二週では、主人公・万太郎(神木隆之介)の父・槙野タキ(松坂慶子)が病に倒れ、万太郎は家業の酒蔵を継ぐべきか、植物学の道を進むべきか葛藤する姿が描かれました。視聴率は伸び悩んでいるものの、SNS上では「らんまん」の世界観やストーリー展開を高く評価する声が多数見られます。

では、なぜ高評価と視聴率が比例しないのでしょうか? 芸能プロダクション関係者のA氏によると、「近年の朝ドラ離れが影響している可能性がある」とのこと。前作「舞いあがれ!」で視聴習慣を失った層が、「らんまん」にまだ戻ってきていないという見方です。

しかし、NHKは従来の視聴率だけでなく、NHKプラスの視聴数も重視しています。「らんまん」のNHKプラス視聴端末数は76.1万台と、NHKの全ドラマで最多を記録。前作「舞いあがれ!」初回の46.1万台と比較すると、驚異的な伸びを見せています。この数字は、若年層を中心に「らんまん」が支持されていることを示唆しています。

朝ドラ「らんまん」第二週のシーン朝ドラ「らんまん」第二週のシーン

主要キャスト登場!今後の展開に期待大

第三週からは、寿恵子(浜辺美波)や田邊教授(要潤)といった主要キャストが登場し、物語は新たな局面を迎えます。万太郎の植物学への情熱、そしてそれを支える人々の姿が描かれ、視聴者の心を掴むことは間違いありません。

さらに、今後の放送では、万太郎が東京大学植物学教室への出入りを許され、本格的に植物学研究に没頭する姿が描かれる予定です。牧野富太郎の人生をモデルにした「らんまん」は、植物の魅力と共に、明治時代の激動の時代を生き抜く人々の物語でもあります。

料理研究家のB氏も、「植物を通して描かれる人間ドラマは、現代社会を生きる私たちにも多くの示唆を与えてくれるだろう」と期待を寄せています。

まとめ:朝ドラ「らんまん」の未来は明るい!

視聴率は伸び悩んでいるものの、NHKプラスの好調な数字は、「らんまん」の潜在的な人気を示しています。今後のストーリー展開、そして魅力的なキャスト陣によって、視聴率の巻き返しは十分に可能でしょう。朝ドラ「らんまん」の今後の躍進に、大きな期待が寄せられています。