名探偵コナン最新作「黒鉄の魚影」の舞台、長野県野辺山へ聖地巡礼!

劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』が公開され、日本中がコナン旋風に巻き込まれています! 毎年恒例となったコナン映画の聖地巡礼、今年の舞台は長野県。今回は、映画のキービジュアルにも登場する「国立天文台野辺山」の魅力と、長野県がコナン作品にゆかりのある地である理由を深掘りしていきます。

コナンと長野県の深い関係

実は、劇場版の舞台となる以前から、原作漫画やテレビアニメで長野県や長野県警は度々登場していました。毛利小五郎と長野県警の隻眼の警部・大和敢助の活躍はファンの中でも印象深く、今回の映画で長野県が舞台となるのはまさに満を持して、といったところでしょう。

長野県にある国立天文台野辺山の電波望遠鏡群長野県にある国立天文台野辺山の電波望遠鏡群

映画の鍵を握る?国立天文台野辺山とは

今作のポスタービジュアルに映る巨大なパラボラアンテナ。多くのファンが「国立天文台野辺山」ではないかと推測し、公開前から聖地巡礼が始まっているようです。私も早速、その魅力を探るべく現地を訪れてみました。

国立天文台野辺山は、電波望遠鏡を使って天体観測を行う施設。世界中の研究者に開放されており、電波天文学の国際的な拠点としての役割を担っています。施設入り口には映画のポスターが貼られており、公式に聖地として認められていることが分かります。

なぜ野辺山が選ばれたのか?

野辺山高原は標高が高く水蒸気量が少ないため、電波の観測に最適な環境です。寒冷地でありながら雪が少ない点も重要な要素。実際、野辺山高原周辺は標高1350メートルほどの高地で、近くのJR小海線の野辺山駅は「日本で一番標高の高い普通鉄道駅」として知られています。

電波天文学の聖地で宇宙を感じる

国立天文台野辺山では、45メートル電波望遠鏡やミリ波干渉計など、様々な種類の電波望遠鏡を見学できます。広大な敷地に点在する巨大なアンテナ群は圧巻の迫力。宇宙の神秘に触れることができる、まさに聖地と呼ぶにふさわしい場所です。「宇宙物理学者 星野博士(仮名)」によると、野辺山のような高地で観測を行うことで、大気中の水蒸気による電波の吸収が少なくなり、より鮮明なデータを得られるとのこと。

国立天文台野辺山にある45メートル電波望遠鏡国立天文台野辺山にある45メートル電波望遠鏡

まとめ:コナンと共に宇宙の謎を解き明かせ!

長野県の美しい自然と、最先端の科学技術が融合する野辺山。コナン映画の聖地巡礼を通して、宇宙の神秘に触れ、科学への興味を深めてみてはいかがでしょうか? 今年のゴールデンウィークは、コナンと共に長野県野辺山へ冒険に出かけましょう!