国民との距離を縮める彬子女王。4月21日放送のニッポン放送開局70周年特別番組『彬子女王のオールナイトニッポンPremium』では、父・寛仁親王との心温まるエピソードを披露し、リスナーを魅了しました。50年前、同じニッポン放送で『オールナイトニッポン』のパーソナリティを務めた寛仁親王の足跡を辿るように、彬子女王もマイクの前に立ち、親子二代に渡るラジオとの繋がりを感慨深く語られました。
親しみやすい素顔と寛仁親王との温かい思い出
歌舞伎俳優の中村勘九郎氏と落語家の立川志の八氏をゲストに迎え、リラックスした雰囲気の中、多岐に渡る話題でトークを展開。日常生活から趣味、そして日本の伝統文化まで、飾らないお人柄が垣間見える内容となりました。京都での研究活動、コンビニや100円ショップでの買い物、そして得意料理のキーマカレーなど、等身大のエピソードに多くのリスナーが共感を覚えたことでしょう。
彬子女王のオールナイトニッポンPremiumの様子
特に印象的だったのは、寛仁親王とのスキーの思い出。番組では、寛仁親王が唯一娘たちと一緒に歌えたという童謡『おもちゃのチャチャチャ』にまつわるエピソードの音源が紹介されました。スキー指導を通して娘との時間を大切にした寛仁親王の愛情深い姿が、彬子女王の言葉を通して鮮やかに蘇りました。
母・信子妃への言及はなし、続く母娘の確執
温かい雰囲気に包まれた番組でしたが、彬子女王は母・信子妃について一切触れませんでした。20年以上続く母娘の確執は、皇室ウォッチャーの間でも度々話題となっています。寛仁親王の闘病生活における家族間の葛藤、そして近年囁かれる彬子女王と瑶子女王間の不和など、複雑な人間関係が背景にあるようです。
親子二代でオールナイトニッポン
昨年、三笠宮妃百合子さまが薨去された際も、信子妃は玄関先で弔問を済ませるにとどまり、母娘の溝の深さが改めて浮き彫りとなりました。「皇室ジャーナリストのA氏」によると、彬子女王はメディア出演の際に「母の写真や映像は使用しないでほしい」と要望しているとのこと。国民からの注目を集める彬子女王ですが、母娘の確執が解消される日は来るのでしょうか。
今後の動向に注目が集まる
ラジオを通して国民に寄り添う姿勢を見せた彬子女王。父との思い出を語り、親しみやすい一面を覗かせた一方で、母との関係については沈黙を守りました。今後の動向、そして母娘関係の行方に注目が集まります。