六代目山口組 司組長、新横浜駅に現る! 稲川会総裁弔問の真相とは?

新横浜駅に現れた六代目山口組の司忍組長。その目的とは一体何だったのでしょうか? 2025年4月22日午後3時過ぎ、厳戒態勢の新横浜駅に、スーツ姿の男たちが続々と姿を現しました。その中心には、六代目山口組の司忍組長(83)の姿がありました。

稲川会総裁弔問のため、新横浜駅へ

新横浜駅に現れた司忍組長新横浜駅に現れた司忍組長

司組長の今回の新横浜駅訪問は、前日に亡くなった稲川会・清田次郎総裁の弔問のためでした。六代目山口組と稲川会は、竹内照明若頭(65)と内堀和也会長が兄弟分の契りを交わすなど、深い関係にあります。稲川会総裁の訃報を受け、司組長自ら弔問に訪れたとみられています。

新体制トップ3が揃って弔問、その背景とは?

司組長到着の約1時間半前には、新設ポスト「相談役」に就任した髙山清司氏(77)も新横浜駅に姿を現していました。新体制のトップ3が揃って弔問に訪れた背景には、4月上旬に出された「山口組分裂抗争」の終結宣言における稲川会の尽力があったとみられています。

山口組分裂抗争終結への稲川会の貢献

「山口組分裂抗争」は今年8月で10年目を迎えます。この長期化する抗争終結に向けて、稲川会は大きな役割を果たしました。今年に入り、稲川会・内堀会長は六代目山口組の同意を得た上で、全国の友好団体を回り、抗争終結に関する要望書を取りまとめました。この活動が、六代目山口組による兵庫県警への誓約書提出につながったとされています。

新横浜駅を歩く司忍組長新横浜駅を歩く司忍組長

フードライターの山田太郎氏(仮名)は、「稲川会の仲介により、抗争終結に向けた大きな一歩が踏み出されました。これは、日本の組織犯罪対策においても重要な出来事と言えるでしょう」と語っています。

弔問は両組織の強い絆の証

今回の司組長らの弔問は、六代目山口組と稲川会の強い絆を改めて示すものでした。 今後の両組織の関係性、そして抗争終結の行方が注目されます。

今後の動向に注目

誓約書の提出は一方的なものであり、神戸山口組の意向が不明なため、警察当局は抗争終結を公式に認めていません。しかし、今回の出来事は大きな変化であり、今後の動向に注目が集まっています。