水回りは、家族全員が毎日使う生活動線の要。朝の支度、帰宅後のバタバタタイム、お風呂、トイレ…スムーズに動けるかどうかで、1日の気分が大きく変わります。特に小さなお子様がいるご家庭では、「洗面所で順番待ち」「お風呂上がりのパジャマ探し」など、ちょっとした不便がストレスになりがちですよね。この記事では、片付けコンサルタントの澁川真希さん(親・子の片づけ教育研究所代表理事、COMFORT STYLE代表)のアドバイスを元に、ストレスゼロで回る水回りの整え方、子どもが自分で動けるようになる収納術を徹底解説!少しの工夫で「気持ちと時間のゆとり」を生み出し、家族みんなが笑顔になる快適な水回りを実現しましょう。
洗面所:使いにくい収納棚を「手前と奥」で攻略!
洗面脱衣所でありがちなのが、奥行きがありすぎてデッドスペースになりやすい収納棚。収納アドバイザーの山田さんも「奥に何があるか分からず、結局使っていないものがたくさん…というお悩みをよく聞きます」と指摘しています。(山田さん:架空の収納アドバイザー)
「ピッタリの収納ケースが見つからない」という声もよく聞きますが、実は専用のケースがなくても大丈夫!「手前」と「奥」に分けて収納するだけで、使い勝手が格段に向上します。
奥:使用頻度の低いストック類を収納
奥には、シャンプーや洗剤の詰め替え、タオルのストックなど、使用頻度の低いものを収納しましょう。中身がひと目で分かるように、透明なケースやラベルを活用するのがおすすめです。
洗面所の収納棚
手前:毎日使うものを使いやすく配置
手前には、歯ブラシ、洗顔料、化粧水など、毎日使うものを配置します。家族それぞれ専用のスペースを設け、取り出しやすく戻しやすいように工夫しましょう。お子様の手が届く範囲に、自分専用のタオルや歯ブラシを置くことで、自立心を育むことにも繋がります。
お風呂:おもちゃ収納で楽しくお片付け!
お風呂場もおもちゃ散乱の悩み多発エリア。澁川さんは、「水切れの良いカゴやネットを活用し、お風呂場にもおもちゃの定位置を作るのがポイント」とアドバイスしています。
水切れの良い収納グッズで清潔に
水切れの良いカゴやネットにおもちゃを収納することで、カビの発生を防ぎ、清潔に保つことができます。おもちゃを種類ごとに分けて収納すれば、お子様も遊びやすく、お片付けもスムーズになります。
トイレ:掃除道具は隠してスッキリ!
トイレは清潔感が特に大切な場所。掃除道具は、なるべく人目につかないように収納したいですよね。
デッドスペースを有効活用!
トイレタンクの上や、壁に取り付けるタイプの収納棚などを活用し、掃除道具をスッキリ収納しましょう。トイレの雰囲気を壊さない、おしゃれな収納グッズを選ぶのもおすすめです。
子どもが自分で動ける仕組みづくり
水回りの整理収納は、ただ片付けるだけでなく、子どもが自分で動ける仕組みづくりが大切です。自分のことは自分でできるようになると、親の手間も省け、子どもの自立心も育まれます。「使ったものは元の場所に戻す」習慣を身につけるためにも、お子様と一緒に収納場所を決め、分かりやすいラベルを貼るなど、工夫してみましょう。
家族みんなが快適に使える水回りを目指して、今日から実践してみませんか?ぜひ、あなたの家の水回りにも取り入れて、笑顔あふれる毎日を送りましょう!