原野商法被害者狙い詐欺、容疑の会社役員ら10人再逮捕 

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 過去に価値の低い土地を高く売り付けられた「原野商法」の被害者に土地の買い取りを持ち掛け、手数料などの名目で現金計240万円をだまし取ったとして、岩手、群馬、徳島3県警の合同捜査本部は20日、詐欺容疑で会社役員、今友幸容疑者(36)=栃木県佐野市植上町=ら男10人を再逮捕した。

 再逮捕容疑は共謀し、平成30年1月下旬~8月上旬ごろ、福岡市の男性(92)と静岡県藤枝市の男性(87)、徳島市の男性(81)の自宅を訪問し「土地を高く買い取れる。手数料が必要だ」などとうそをつき、3人から30万~150万円を詐取したとしている。

 捜査本部は10月、同様の手口で計2670万円をだまし取ったとして10人を逮捕。被害は全国で200人以上、少なくとも6億円に上るとみて捜査している。

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