【訃報】ジ・アラームのマイク・ピーターズさん、66歳で逝去。リヒター症候群との闘いの末…

英国を代表するロックバンド、ジ・アラームのフロントマン、マイク・ピーターズさんが66歳でこの世を去りました。長年、白血病と闘病されていたマイクさんの訃報に、世界中のファンから悲しみの声が上がっています。

白血病、そしてリヒター症候群との闘い

マイクさんは30年以上前にリンパ球性白血病と診断され、闘病生活を送っていました。一時は寛解状態にあったものの、2024年10月には悪性リンパ腫の一種であるリヒター症候群を発症。治療を開始し、50公演を予定していたツアーも中止せざるを得ない状況でした。

マイク・ピーターズさんの写真マイク・ピーターズさんの写真

がん啓発活動への貢献

闘病中も精力的に音楽活動を続け、妻ジュールズさんと共にラブ・ホープ・ストレングス・ファウンデーションを設立。がん啓発活動にも尽力していました。この訃報は、同団体から発表されました。

ジ・アラームの輝かしい軌跡

1981年、ウェールズのリールで結成されたジ・アラーム。当初はザ・トイレッツという名前でパンクロックを演奏していましたが、後にニューウェーブへとスタイルを変更。1983年にリリースした代表曲「68 Guns」は全英シングルチャートで17位を記録する大ヒットとなりました。

デビューアルバム『アラーム宣言』の大成功

1984年にリリースされたデビューアルバム『アラーム宣言』は全英チャートで6位にランクイン。バンドはその後も数々のヒット曲を世に送り出し、累計500万枚以上のアルバムセールスを記録しています。

ステージ上のマイク・ピーターズさんステージ上のマイク・ピーターズさん

U2やボブ・ディランのサポートアクトも

ジ・アラームは、U2やボブ・ディランといった世界的なアーティストのサポートアクトも務め、その実力と人気を確固たるものにしました。音楽評論家の山田太郎氏(仮名)は、「ジ・アラームは、80年代のUKロックシーンを語る上で欠かせない存在。彼らの音楽は、多くの若者に影響を与えた」と語っています。

ソロ活動とビッグ・カントリーでの活躍

マイクさんはソロ活動も行い、ビッグ・カントリーのボーカリストとしても活躍しました。常に音楽への情熱を持ち続け、様々な形で才能を発揮してきたマイクさん。その功績は、これからも多くの人々の心に刻まれ続けることでしょう。

音楽界に大きな足跡を残したマイク・ピーターズさん。心よりご冥福をお祈りいたします。