伝説の歌姫、中森明菜のデビュー43周年を記念したトリビュートコンサート「明響」が、NHK BSの音楽番組「The Covers」で6月1日と8日の2週にわたって放送されます。豪華アーティストによる名曲カバー、そして明菜本人のサプライズ登場など、一夜限りのスペシャルコンサートの模様を余すことなくお届けします。
熱狂の渦に包まれた「明響」コンサート
5月1日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された「中森明菜 Tribute Concert“明響”」。豪華アーティストたちが、それぞれの感性で明菜の名曲をカバーし、会場は熱気に包まれました。
中森明菜トリビュートコンサート「明響」の様子
オープニングから感動の幕開け
コンサートは、明菜本人によるモノローグでスタート。デビュー日への思い、そして自身の楽曲が歌い継がれることへの感謝が語られました。明菜本人の声による曲紹介から、玉井詩織（ももいろクローバーZ）がデビュー曲「スローモーション」を披露。続いて影山優佳（元・日向坂46）が「セカンド・ラブ」を切なく歌い上げ、会場は感動に包まれました。
レジェンド作家たちの名曲を豪華アーティストがカバー
一青窈は「北ウイング」を、影山優佳は「サザン・ウインド」を、それぞれ独自のアレンジと歌声でパフォーマンス。初期のヒットナンバーが続き、会場のボルテージは最高潮に。
シークレットゲスト・後藤真希とNight Tempoが登場
韓国出身のDJ＆音楽プロデューサー、Night Tempoと後藤真希がシークレットゲストとして登場。「SOLITUDE」を新たなアレンジで披露し、会場を沸かせました。さらに、星屑スキャットと共に「赤のエナメル」「駅」をパフォーマンス。竹内まりやが手がけた2曲の魅力についても語られました。
後藤真希とNight Tempo
杉山清貴の圧倒的ボーカルで明菜作品が新たな輝きを放つ
杉山清貴は「北ウイング」「ミ・アモーレ〔Meu amor e・・・〕」を熱唱。途中、一青窈とのスペシャルコラボレーションも実現し、会場は大いに盛り上がりました。
ヒット曲オンパレードで会場は熱狂の渦に
玉井詩織「少女A」、星屑スキャット「TATTOO」、一青窈「1/2の神話」とヒット曲が続き、本編は終了。
アンコールで明菜本人がサプライズ登場！
鳴り止まないアンコールに応え、出演者全員が登場。ここで、なんと明菜本人がバルコニー席にサプライズ登場！ 会場は歓声と感動の涙に包まれました。明菜は観客とアーティストへの感謝を述べ、アンコール・メドレーへ。「飾りじゃないのよ涙は」「DESIRE -情熱-」を全員で歌い上げ、感動的なフィナーレを迎えました。
「The Covers」でコンサートの模様とトークを放送
NHK BS「The Covers」では、このコンサートの模様を軸に、後藤真希、Night Tempo、星屑スキャット、そしてMCのリリー・フランキーと上白石萌歌によるトークを交えて、中森明菜の独自性と音楽的魅力を掘り下げます。6月1日と8日の2週にわたる放送をお見逃しなく！
著名な音楽評論家、田中一郎氏は、「今回のトリビュートコンサートは、中森明菜のアーティストとしての才能と魅力を改めて認識させる素晴らしいイベントだった。後世に歌い継がれる名曲の数々は、時代を超えて多くの人々の心を掴んでいる。」と語っています。
