【大阪万博あるある】間違えて万博記念公園に行っちゃった!?会場違いにご注意を!

大阪・関西万博の開幕で日本中が盛り上がっていますが、ちょっと困った事態も発生しています。なんと、万博会場を目指していた人が、間違えて1970年の大阪万博跡地である万博記念公園に行ってしまうケースが続出しているんです!同じ「万博」の名前、そして「EXPO」という英語表記が混乱を招いているようです。この記事では、そんな会場違いの現状や、万博記念公園側の対応、そして万博会場へのアクセス方法などについて詳しく解説します。

なぜ間違えるの?万博記念公園と万博会場の違い

万博記念公園と大阪・関西万博会場は、実は約20キロも離れています。地理的に遠く離れているにも関わらず、なぜこんなにも多くの人が間違えてしまうのでしょうか?主な原因は次の2点です。

名称の類似性

どちらも「万博」という名称が含まれているため、特に初めて大阪を訪れる人や、万博の歴史をよく知らない人にとっては紛らわしいのも無理はありません。例えば、ある旅行会社の社員、山田さん(仮名)は「お客様から、『万博記念公園って、今開催されている万博の会場ですよね?』というお問い合わせをいただくことが増えました」と語っています。

EXPO表記

英語表記でも、万博記念公園は「Expo’70 Commemorative Park」、大阪・関西万博は「EXPO 2025 OSAKA, KANSAI, JAPAN」と、どちらも「EXPO」という言葉が使われています。このため、インターネットで「EXPO」と検索すると、両方の施設が表示されてしまい、混乱を招きやすい状況となっています。京都在住のセルビア人男性(29歳)は「ネットで『EXPO』と検索したら万博記念公園が出てきて、てっきりそこが会場だと思って行きました」と、実際に間違えてしまった経験を語っています。

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万博記念公園の対応と対策

このような混乱を受けて、万博記念公園は様々な対策を講じています。4月30日にはホームページに「万博の会場ではございません」と注意喚起の文書を掲載。さらに、5月1日には園内の入り口にも同様の貼り紙を掲示しました。これらの取り組みによって、誤って来園する人の数は徐々に減少しているとのことですが、それでも1日に数件の発生が報告されています。

間違えないためのポイント

せっかくの万博、間違えた会場に行って時間を無駄にしてしまうのはもったいないですよね。そこで、会場を間違えないためのポイントをいくつかご紹介します。

公式サイトで確認

大阪・関西万博の公式ウェブサイトには、会場へのアクセス方法が詳しく掲載されています。出発前に必ず確認しましょう。

ナビアプリを活用

スマートフォンのナビゲーションアプリを利用する際は、目的地を「大阪・関西万博会場」または「夢洲」と設定しましょう。「万博」とだけ入力すると、万博記念公園が表示される可能性があります。

現地の人に聞く

もし道に迷ってしまった場合は、遠慮なく駅員さんや通行人に尋ねてみましょう。親切に教えてくれるはずです。

まとめ

万博記念公園と大阪・関西万博会場は全く別の場所にあります。せっかくの万博を楽しむためにも、事前の情報収集をしっかり行い、会場間違いのないように注意しましょう。