日本時間の2日夜、南米大陸の最南端付近で、マグニチュード7.4の地震がありました。チリ当局は震源付近に住む住民に対し、津波のおそれがあることから、避難を呼びかけています。なお、日本への津波の影響はないということです。
アメリカ地質調査所によりますと、日本時間の2日午後10時ごろ、南米大陸最南端のホーン岬と南極大陸の間にある「ドレーク海峡」を震源とする地震がありました。
震源の深さはおよそ10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.4です。
震源地は、南極クルーズの出発地として知られる、アルゼンチンのウシュアイアから南におよそ200キロ離れた地点です。
ロイター通信によりますと、チリ当局は南部の沿岸部の住民に対し、津波のおそれがあることから避難を呼びかけています。
なお、日本の気象庁によりますと、この地震による日本への津波の影響はないということです。