IMFが韓国経済成長率を2.9% ⇒ 1.5%に4回下方修正

国際通貨基金(IMF)は、韓国の2023年の経済成長率を2.9%から1.5%に下方修正した。IMFは、半導体業界の低迷と内需の低迷を成長率の鈍化の主な要因として挙げた。

IMFアジア太平洋局長クリシュナ・スリニバーサンは「世界の半導体業況の周期が要因の一つ」だとし、「技術低迷と昨年第4四半期の弱い収益率により、成長のモメンタムが鈍化したことが原因」と説明した。

スリニバーサン局長は今年下半期に中国の需要増加が韓国経済にも多少肯定的な影響を与えるだろうと説明し、中国が今年5.2%成長すると予想した。インドについては、今年5.9%成長という見通しを示した。

一方、アジア太平洋全体の成長率は昨年10月より0.3ポイント高い4.6%に上方修正された。

コメント欄では以下のような意見が並んだ。

・1.5%の成長率は中国の需要が前提であり、その前提が崩れると韓国経済は危険な状況になる可能性がある。

・高インフレ下の低成長予測とロシア・ウクライナ戦争の長期化が重要なポイント。

・成長率を4回修正していることに疑問。韓国は中国依存が強くなっている。

・実際の韓国経済はマイナス成長かもしれない。

・中国経済の見通しが厳しいことから、世界経済の見通しも慎重に検討すべき。

・さすがだ。他のポータルサイトでは 見れない記事だ。

(黒井)

IMF、韓国の成長率見通し2.9%から1.5%に下方修正…「中国の需要がカギ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a4163fc311ee00af38d8726b1895f50d606efdd