ビーガン米北朝鮮担当特別代表、北朝鮮が「挑発行為への回帰の恐れ」と警告

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10月、スウェーデン・ストックホルムの外務省を後にする米国のビーガン北朝鮮担当特別代表(左から3人目)(ロイター)

10月、スウェーデン・ストックホルムの外務省を後にする米国のビーガン北朝鮮担当特別代表(左から3人目)(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米国務副長官に指名されたビーガン北朝鮮担当特別代表は20日、上院外交委員会の承認公聴会で証言した。ビーガン氏は北朝鮮との非核化交渉が停滞している問題に関し、「北朝鮮が挑発的な手段に回帰する可能性がある」と指摘し、「そうした行為は大きな過ちとなる」と警告した。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)体制はトランプ政権に対し、今年末を期限に態度を軟化させるよう要求。米専門家などの間では、このまま膠着(こうちゃく)状態が続けば、北朝鮮が年明けにも核実験や長距離弾道ミサイル発射を再開させるとの懸念が浮上している。

 ビーガン氏は年末の期限について「北朝鮮が人為的に設定した期限であり、米国にとって期限は存在しない」と述べ、「どんなに時間がかかっても問題を解決させる」と強調した。

 また、北朝鮮が核放棄を決断したかどうかについては「明確な証拠はみられない」としつつ、「北朝鮮が非核化を決断すると信じる。(対話の)窓はなお開かれており、北朝鮮はこの機会を逸すべきでない」と訴えた。

 ビーガン氏はまた、自身が国務副長官に就任すれば、非核化交渉の相手は崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官になるとの見通しを明らかにした。

 崔氏については「ここまで意味のある形では交渉に参加していない」と指摘し、崔氏のような金氏の信任が厚い人物を交渉の場に出すべきだと語った。

 ビーガン氏は副長官に就任後も北朝鮮担当特別代表を兼務する。

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