渡邊渚さん、誹謗中傷によるストレスで「結構ギリギリな状態」と告白

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、自身のInstagramで現在の心境を赤裸々に綴り、大きな反響を呼んでいます。退社後も続く誹謗中傷によるストレスで「結構ギリギリな状態」であることを明かし、ファンからは心配の声が上がっています。

継続的な誹謗中傷による深刻なストレス

渡邊さんは、定期的なカウンセリングの中でストレスの数値化を行った結果、過去のトラウマよりも現在の誹謗中傷による二次被害のストレスの方が数値が高いことが判明したと報告しました。
alt 渡邊渚さんのInstagram投稿画面alt 渡邊渚さんのInstagram投稿画面彼女は、以前経験したつらい出来事を乗り越えたことで自身は大丈夫だと考えていたものの、知らず知らずのうちに心に深い傷を負っていたようです。

体にも症状が現れ「ギリギリな状態」

現在の心身の状態について、渡邊さんは「この2年間で何度かあった症状だから、それなりに付き合っていく方法はわかっているのに、今は結構ギリギリな状態です」と正直に告白しました。心療内科への通院を続けながら、仕事や「いただいたチャンス」に挑戦していく意欲を示す一方で、深刻な状況が続いていることが伺えます。

毎日大量の誹謗中傷コメントや殺害予告

渡邊さんは、自身だけでなく家族や仕事先にも「毎日大量の誹謗中傷コメントや殺害予告」が送られてくることを明かし、「日常生活の妨げになるので、お控えいただければ幸いです」と訴えました。著名人に対する誹謗中傷問題が深刻化する中、彼女の告白は改めてこの問題の深刻さを浮き彫りにしています。

過去のトラウマとPTSD

渡邊さんは2020年にフジテレビに入社し、2023年7月に体調を崩して入院、2024年8月に退社しました。当時、PTSDを患っていたことを公表しています。
その後、病気との向き合い方などを発信し続け、1月末にはフォトエッセー「透明を満たす」を出版。多くの読者から共感と応援の声が寄せられています。

誹謗中傷のない社会へ

著名人への誹謗中傷は、単なる言葉の暴力ではなく、深刻な人権侵害です。渡邊さんの告白をきっかけに、インターネット上の誹謗中傷問題について、改めて一人ひとりが真剣に考える必要があるのではないでしょうか。彼女のような被害者をこれ以上増やさないためにも、誹謗中傷のない、健全な社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが責任ある行動をとることが求められています。