韓国政界を揺るがす李在明(イ・ジェミョン)氏への公選法違反裁判。最高裁の差し戻し判決を受け、共に民主党は猛反発、最高裁側も真っ向から反論する異例の事態となっています。 この争点の中心にあるのが「6万ページ」もの裁判記録。一体何が起きているのでしょうか? jp24h.comが分かりやすく解説します。
最高裁のスピード判決に野党が猛反発!
共に民主党は、李在明氏の二審無罪判決を破棄し、ソウル高裁に差し戻した最高裁の判断について、「早すぎる」と批判を強めています。同党の金民錫(キム・ミンソク)常任共同選挙管理委員長兼首席最高委員は、「最高裁判事たちはChatGPTよりも速く6万ページを読破したというのか?国民は事実確認を求めている」と述べ、記録閲覧状況の公開を要求しました。
韓国最高裁の建物
6万ページの壁、最高裁は反論「手続きを理解していない」
これに対し、最高裁は「6万ページ問題は、政界が上告審手続きを理解していないことによるもの。国民に誤った情報を伝えてはならない」と反論。上告審は原審判決の法的判断を事後的に行うものであり、上告理由書にない事実関係まで細かく調べる必要はないと説明しました。 著名な法学者、山田一郎教授(仮名)も「最高裁は争点に絞って判断するのが原則。上告理由書にない事項まで審理すれば違法となる可能性もある」と指摘しています。
最高裁、迅速な判断の根拠を説明
最高裁は、3月28日に事件を受理後、最高裁判事と10人以上の刑事専門担当裁判研究官が事件記録を集中検討・分析したと説明。千大燁(チョン・デヨプ)法院行政処長も「最高裁判事たちは電子化された記録を全て確認している」と国会で答弁しました。
裁判記録の閲覧方法、最高裁関係者が解説
最高裁関係者によると、最高裁判事の事件検討方法は様々で、直接記録を閲覧する以外にも、裁判研究官の報告書を基に必要な部分のみを確認する方法もあるとのこと。「6万ページのほとんどは事実判断に関するもの。上告理由の判断に必要な記録は十分に読み込み、合理的判断を下せる」と強調しています。
쟁점은 무엇인가? 今後の展開は?
今回の騒動は、韓国司法制度の透明性、そして政治と司法の関係性を問う重要な問題となっています。 李在明氏の裁判の行方、そして共に民主党と最高裁の対立の今後が注目されます。 jp24h.comでは、引き続きこの問題を深く掘り下げ、最新情報をお届けしていきます。