【AFP=時事】ロシア当局は5日未明、ドローンによる攻撃により国内12か所以上の空港で運航に影響が出たと発表した。
当局によれば、首都モスクワ周辺では19機のドローンが撃墜されたという。
報道各社が伝えたロシア連邦航空運輸局の情報によると、モスクワにある複数の空港で一時的に飛行が制限された。ただし、市内の主要空港であるシェレメチェボ空港への影響は限定的だったとされる。
モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長はテレグラムへの投稿で、市南部の大通りにドローンの破片が落下したが、「被害や死傷者はなかった」と明らかにした。
ロシアでは、旧ソ連による第2次世界大戦の勝利を記念する「戦勝記念日」の式典が9日にモスクワで予定されており、ウラジーミル・プーチン大統領をはじめ各国首脳の出席が見込まれている。【翻訳編集】 AFPBB News